パレードへようこそ

今日はパレードへようこそという映画を観に行って来ました。

最初はあまり興味が無かったんだけど映画館で何度も予告編を見ているうちに行ってみようかなと思って。

1980年代イギリスでの話。当時のサッチャー首相が発表した炭鉱閉鎖案に抵抗してストライキをしている町にLGSM(Lesbians and Gays Support the Miners)という団体が寄付を申し出るが、当時のイギリスではまだ同性愛に対する偏見が強くことごとく断られてしまう。が、ある村が勘違いから彼らの支援を受ける。最初は彼らに理解を示すのが少数派だったけれど村の人達と交流するうちに、少しずつ誤解や偏見が解けていく。

そんな感じのストーリーなんだけどハッピーエンドだったし笑いあり涙ありの楽しい映画でした。動画の真ん中にいるおばちゃんやビル・ナイという脇役がまた良いんです。

今なら同性愛に対する偏見は少ないと思うけど当時は警察に迫害されていたんですね、炭鉱労働者も同様に圧力をかけられていて、そこに同性愛者が共感したのが支援のきっかけでした。それから明るく見えていて、実は当時エイズの恐怖にさらされていた、そんな一面にも触れられていました。実際主人公の1人のモデルとなった人物は26歳でエイズで亡くなったそうです。

サウンドトラックが80年代イギリスのニューウェイブの曲中心(カルチャークラブ、デッドオアアライブなど)ファッションも自分が高校生時代の頃で懐かしかったです。私と同年代の方には特におすすめです。

パレードへようこそ” に対して2件のコメントがあります。

  1. ぶらんぼう より:

    「ラブ・アクチュアリィ」でビルを観ました。
    彼の出る場面は結構笑ってた記憶があります。
    確か「パイレーツ・オブ・カリビアン」の何作目かにも出てなかったっけ?
    いちばん近い上映館が伊勢か名古屋かぁ。
    最近は「観たい」と思う映画の殆ど(いや、全部だ)は見逃しています。
    鈴鹿や四日市にも小さい映画館あったのに今ではシネコンばかりになりました。

    1. NAOJI より:

      ビル・ナイってこの映画を見るまで知らない俳優でしたが、なかなか味のある演技でした。

      どちらも映画を見るためだけに行くのはちょっと遠いのでしょうかね。ウチも1時間ぐらいはかかるので、札幌に住んでいた頃と比べると半日ぐらい費やしてしまいます。朝9時40分からの上映だったので5時半頃から練習をして、家を8時過ぎ出ました。

      札幌も他のミニシアターが無くなって残ってるのはここぐらい。でも観客は多くて市民によって支えられている映画館という感じです。

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