炭鉄港カード第3弾(安平、夕張)

空知地方の炭鉄港カードを集めに行こうと思った14日月曜日は配布先が殆ど休みでした 😥

なので、夕張市石炭博物館の模擬坑道火災後、復旧工事中で入れなくなっている場所がお盆休み中だけ見学出来るとの情報を得て、安平と夕張のカードを集めに行きました。

今回集めたカード、どちらもSLの雄姿がカッコいいですね 😉

石炭博物館で今年の企画展を見学しました。

残念なことに昨年炭鉄港仕掛け人の館長が急死してしまいました。

コロナ禍も終わり規制も撤廃されましたし、新体制でリ・スタートという気持ちでしょうか。

自治体別に炭鉄港関連の遺構の写真が展示されていました。私の出身地の芦別市もカードになっていない遺構がまだいくつか残っているようでした。

中には解体された物もあり、昨年写真を撮った夕張鉄道の新二岐駅も取り壊されたそうです。残念ではありますが廃屋が放置されているのは景観上も防犯上も良くないので仕方がないですよね。

旧二岐駅

 

元炭鉱マンが作った模型も展示されていました。2020年に私が撮った写真と並べてみました。


それでは屋外の展示物を見学します。

24尺(約7m)ある石炭の大露頭。看板の隠れている部分に10尺層があり合計24尺です。天然標本として学術的に大変貴重なものだそうです。1888年に発見され、夕張での炭鉱開発が始まったとのこと。

夕張 石炭の大露頭

 

昨年赤平で撮った露頭(下)より規模が大きいです。

空知川露頭炭層


こちらが火災発生で復旧工事中の模擬坑道。模擬となっていますが本物の坑道だそうです。9月30日が工期なので早ければ年内に再開されるか、来春になるのかな?昨年集めた炭鉄港カードと並べてみました。


旧北炭夕張炭鉱天龍坑。工事中のため、現在はここまでしか近づけません。昔の土木構造物ってレンガが使わているから歴史を感じられるのでしょう。普通のコンクリートだったら絵にならないと思います。


進発の像、1944年東京で結成された美術家集団によって製作された坑夫像。資材が乏しい時代に屋外でのコンクリートの大塑像(3.63m)製作は非常な苦心だったそうです。完成当時は進発の像と呼ばれたが戦後石炭増産が戦後復興の重要課題となる中で採炭救国坑夫の像と呼ばれるようになった。1985年に北炭夕張二鉱事務所前から現在地に移設されたそうです。

ただ像を見るだけでは価値があまりわかりませんが解説板によると非常に価値があるものだそうです。コンクリートで80年近く前に造られたということですがカードの写真撮影後に補修しているようで、きれいな像でした。

今回はこれでおわりです。次はいつになるかな?

炭鉄港カード第3弾(安平、夕張)” に対して2件のコメントがあります。

  1. wakasahs15th より:

    懐かしいSLのカード素晴らしいです。SLの写真を撮りたいですが機会が無くなってしまいました。JRが企画したくとも住民の反対もあるそうです。
    夕張炭鉱は有名ですが安平の名前は初めて聞きます。今や夕張はメロンで超有名ですね。でも高価過ぎて食べた事がありません。
    石炭は過去は日本経済をけん引したのに今は見る影もないですね。時代の変化は早いですね(*^_^*)

    1. NAOJI より:

      関西方面はSL走っている所は無いんですね。北海道も今はどうなのかな?まだ観光列車で残ってる所があるかも?去年岩手県に行ったら花巻⇔遠野方面は週末SL走っていて乗車のチャンスでしたが日程が合わず昨年度で運行が終了してしまったと記憶しています。

      安平町は平成の合併で誕生した町なので聞いたことがないのもわかります。SLの機関庫があったのが追分駅で残念ながら火事で消失してしまいました。京都に行ったら鉄道博物館に行きたいと思っています。

      夕張メロンってブランドで高いけど他にもそこまで高くなく美味しいメロンはあるんですよ。

      環境問題で化石燃料は厳しいですね。自分も産炭地の出身なので地域が寂れるのはさみしいです。

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