巡る、カカオ

 

カカオに魅せられた2人の日本人女性を追ったドキュメンタリーです。

普段当たり前に食べたり飲んだりしているチョコレートやココア、その原料となるカカオ豆ってどんな植物かはあまり見たことがない人が多いのではないでしょうか?

カカオ豆って果物の種だということを知りませんでした。実のなり方も木の幹に大きな実がポッと付いていたりしてユニークでした。

また実は柑橘系の風味があり食べられるようです。番組ではカカオパルプを使ったカクテルを考案した人が登場していました。シトラスのような風味があるとか。

世界で広く愛されているカカオですが、植民地時代の名残があるのか、生産者は貧しく、ガーナとコロンビア、それぞれ別な場所で生産者が妥当な利益を得られたり雇用の創出に繋がり生活が改善されるよう活動している様子が紹介されていました。今はフェアトレードのチョコレートを見かける機会も増えましたよね。

それと大手の明治の役員の話も、生産者の利益に繋がることを考えて活動していることを知って企業イメージが良くなりました。

こんなニュースがあります。

市場に出ている今までのチョコレートやカカオ豆の価格が低すぎたのではないでしょうか

値上げは痛いけど、そうなのかもしれないですね。

チョコレートやココアをいただく時には、生産者のことを少しは思い浮かべてみたいと思いました。

巡る、カカオ” に対して4件のコメントがあります。

  1. wakasa より:

    私も植物園で見て、幹に実がついていて驚きました
    カカオは仰る様にチョコレートやココアなど馴染みの製品に使われていて誰もが無くては困る原料ですよね
    カカオだけでなくコーヒー豆やゴムの原料なども生産者に配慮した動きが出ているようです。その分、私たち消費者が買う製品が高くなることは納得しなければなりませんね(*^-^*)

    1. NAOJI より:

      実物を見たことがあるんですね。あんな実の付け方をする木が他にもあるのでしょうか??
      コーヒー豆の件も知っていましたがゴムは知らなかったです。天然ゴムがありましたね。
      コーヒーはこれまた以前に映画でスペシャルティコーヒーを知って、今回のカカオと通じる物があるなと思います。

      農業に限らず、良い物を作ってそれに見合う対価を払えばモチベーションも上がりますよね。経済的な余裕のある人にはそういう物を選んで欲しいです。

      コーヒーもカカオも異常気象の影響受けているみたいだし、それに追い打ちをかけて円安なので高級品になってしまう可能性もあるかもと思っています。

  2. 子供の頃に読んだ本に、カカオもコーヒー豆も現地の人はそれが何になるか知らないっていうようなことが書いてあったような気がします。
    完全な搾取ですよね。。。

    10年くらい前の数年間、名古屋のJICA近くの大学に非常勤で行っていたことがあって、ランチはJICA名古屋のカフェに行ってました。その時、フェアトレード商品のチョコとかコーヒーが売ってて、そうなんだ~って思ったことがあります。
    消費者としては安い方がうれしいですが、やはり「適正価格」というのは重要だなって思いました。

    1. NAOJI より:

      ほんと、欧米の植民地支配は酷かったようですね。
      JICAってカフェありますよね。行ったことはないけど札幌のJICAにもカフェがあり口コミを見ると評判良さそうだし行ってみたいなぁと思ったことがありました(場所が行動範囲にないから未だ行ってませんが)

      購入している物がどうやって作られているかということにちょっとでも意識が向くのは良いことですよね。今はデパ地下や自然食品のお店とかでもフェアトレードの商品売ってますよね。みんなが幸せになれれば…理想論に過ぎないかもしれないけど。

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