人生フルーツ

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3月に「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」を見に行った時かな?その前に上映されていた映画で、満席状態だったんです。人生フルーツ?何の映画だろうと思ったけど予告編を見る機会が無かったので対して興味も持たずに終わりました。

4月になってFBFがこの映画をとてもオススメしていたので行ってみました。何と2/11から今週までという異例のロングラン上映なんです。その人気ぶりがわかりますよね。

映画の内容は、愛知県春日井市、高蔵寺ニュータウンの1角に住んでいる老夫婦のドキュメンタリーです。

ご主人の津端修一さんは90歳、若い頃に当時の住宅公団に勤めていて、高度成長期のニュータウン計画に携わって来た建築家。経済優先で自分の思い描く自然と共生するニュータウンとはかけ離れた団地しか出来なかったそうです。

奥さんの英子さんは家事、料理が得意で87歳だけれど畑仕事もこなしています。

修一さんが計画した団地の1角、雑木林に囲まれた一軒家で野菜や果物を育てながら自然と共生した暮らしをしています。まるで少年と少女のようなお二人です。

私なんで(笑)、食生活の観点から見るとホットケーキやジャム、パンなど結構糖質の多い物を食べていても90歳ぐらいまでご夫婦とも元気でいられるのはなぜなのか。

映画の中で20歳になる孫娘のはなこさんに「外の物は食べさせないで」と英子さんが話す場面があります。恐らくこれだろうな。ストレスが少ないことと自宅で作った野菜や果物、食事は全て英子さんの手作り。

以前紹介した本「家族の勝手でしょ!」の対局にある食生活です。

でも、これも時間と経済的な余裕があるから出来ることだと思うんですよね。畑や果樹を育てられるような広い土地を買ったり奥さんが専業主婦でいられる環境。自分達の世代は老後こんな暮らしが出来る人は一部の人だけでしょうね。

ただこの二人が素晴らしいのは、経済的な余裕があれば手を抜いて手っ取り早く何か済ませてしまうことも出来るのに、映画の中でも出て来るセリフ「コツコツ、ゆっくり」慎ましい暮らしを今まで通して来たことだと思います。

で、建築家ということもあるのでしょうか、着てる物、持ち物がおしゃれなんですよね。90歳でもマウンテンバイクに颯爽と乗ったりしていて。あと庭のあちこちにある修一さん手書きのサイン看板がまた気持ちがほっこりするんです。

ネタバレになるのでチラッとだけ書くけど映画の途中で修一さんが亡くなってしまうんですが、最後の仕事になった佐賀県のある精神病院の計画。謝金、設計料などは辞退しますと行って、自分が住宅公団時代に叶えられなかった自然と共生した施設を計画するんですね。

自分達もこんな老後を迎えられたら良いのに…。恐らく映画の人気も、共感して、そうなりたいと思う人が多いからなのではないかと思いました。

樹木希林さんのナレーションも良かったですよ。シアターキノでは5月5日までの上映です。

昨日は良いお天気で暖かかったですね。朝は久しぶりにトリムコースに行って来ました。緑陽公園にある安田侃の新生まで。近くの林ではウグイスのさえずりが聞こえました。アプリによれば4キロで標高差約70mなのでキツかったー。暖かいので久しぶり汗かいたような。

その後、昼前にジムでピラティス30分+TRX15分。タバタプロトコル8セット。タバタは8セット出来たから少し負荷上げた方が良いかな。

映画館に行く途中に大通公園を通ってみたら桜が咲いてました。ようやく春が来たって感じですね。北広島の桜はまだ咲いていないですが。

 

今朝は起きた時、昨日の疲れがずっしりと残っていましたが長沼の方へ10キロ歩いてきました。先週と全く同じ練習でしたが帰りが追い風だったのと後半も脚が重くならずペース落ちなかったのでキロ10秒ぐらい速く歩けました。もう2,3回歩いて大丈夫だったらエルフィンロードで少し負荷をかけて歩いてみようと思います。

田んぼの畦に水仙が咲いてましたよ。これから少しずつ良い季節になりますね。

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