高畠競歩2

レース当日朝の米沢は、その日の記事にも書いた通り、天気が良かったのですがホテルを出て駅まで歩いていたら高畠の方角が黒い雲に覆われていました。iPhoneの天気予報では晴れだったのに〜。自宅を出る時、レインコート着て来たんだけど、それを着てくるのも忘れて(防寒対策で着るつもりだった)傘も持って来なかったことを後悔。

高畠駅に着いたら冷たい雨でした。送迎バスで会場に到着。更衣室のテントで10分ぐらい待機していたら小降りになったので赤飯のおにぎり1個を食べてからアップに出ました。天気が悪いのであまりアップは出来ませんでした。更衣室に戻って寒いのでランシャツ、ランパンはやめようと思って半袖シャツにナンバー付け替え。1次点呼を受けた後、再度アップしたら少し気温が上がって来た感じで、これならランシャツにアームウォーマーで行けると思い、再度ナンバーカード付け替え。この日は不安定な天気で断続的に雨が降ったり止んだり、そして風が強かったです。

女子のエントリーは20名でした。名簿に年齢が載っていたわけではないですがおそらく私以外は皆20代だったと思います(^_^;)予想通り、スタート直後から一人旅になりましたが気にしない気にしない。

高畠のメインストリートと思われる所はわりと路面の状態が良かったのですがコース両端の折り返しと周回ポイントの周辺が路面が傷んでいて、歩きにくかったです。Uターン箇所も北上と比べれば車道の幅があるので歩きやすいかなと思ったけど、やっぱりカーブがきつかったですね。また、北上のような目立ったアップダウンはありませんが、コースの端から端まで、じわ~と登って下るコース。下りでスピートに乗りたいところなのですが、その方角が向かい風が強くてスピードが上がりませんでした。

しばらく自分の前後に人がいない状態でしたが審判から注意・警告が無かったので、いつの間にか歩型のことは頭から消えていました。
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そのうちに25分後にスタートの男子20キロの選手がすごいスピードで抜かして行きました。抜いていく選手を観察しながらの歩きになりました。

富士通の鈴木選手は抜き足の軌道が他の選手と比べて、とても低く、かといって地面と擦れるわけでもない、これなら警告受けないよな~。ああこの選手はロスオブコンタクトだな。確かにeijiさんの言う通り、ピッチが遅いのに速い選手もいるな~など。私も沿道の人から「上体に力入ってるよ。リラックス!」とか言われました。

そういえば自分が出場選手の中で最年長かと思っていましたが50キロに50歳前後の選手が出ていました。でも周回遅れにはされなかったので、おそらくタイムオーバーでゴール出来なかったのではないかと思います。それでも50キロに挑戦するのは素晴らしいと思いました。

手元でラップは取っていたのですが最初の1周だけ見て、後は見ませんでしたが、スタート地点の時計で10キロのタイムが1時間8分台。なんだ北上と同じぐらいか~。前の日に10キロレースに出ても本当に変わらないな~。とちょっとがっかり。がっかりしたせいか、後でラップを確認したら、その後の3周はペースダウンしてますね。自分では特にスタミナ切れを起こしたりした記憶は無いのですが、多少脚が重くなって来たかなぐらいの感じで、北上の時と同じく中だるみしてしまいました。

そのうちにラスト1周になったので、ここから上げるぞ~と頑張っていたら、バテたのかペースの落ちた男子選手がいたので、その選手を目標に周回手前でスパートかけて抜かしました。やっぱり付ける人がいるのといないのでは違いますね。しかし下りになったら、すぐに抜き返されましたが…。私みたいなオバサンに抜かれたら悔しいよね。もうゴールまで1キロも無いので、その選手を追いかけましたが、結局追いつけず、残念。後で結果を見たら北海道の子だった。

タイムは制限時間8分近くオーバーの2時間17分56でした。後で結果を見たら1つ前の順位の選手より21分も遅かった。だいたい1人か2人ぐらい2時間以上かかる選手がいることが多いのですが、今年は少数精鋭だったみたいでレベルが高かったようです。

ラップは以下の通り

16’54-17’19-17’11-17’09

17’23-17’26-17’29-17’05

そういえば函館ハーフの時20代で優勝していた選手も出ていました。更衣室で話しているのが聞こえたんだけど、就職が決まったそうでこれがラストレースって言っていたので競歩はやめてしまうんでしょうね。それから、どの子かわからなかたけど北海道の松本選手100分切りました。確かまだ2年生だと思うので今後の成長が楽しみです。

ゴール後にかけてもらったタオル。何のことは無いデザインだけどALL JAPANの文字が良いよね。参加賞のTシャツも背中に同じ文字が入った物でした。

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レース終了後、11時スタートの女子10キロにHさんが出場するので、最初の1周だけ声かけて会場を後にしました。

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Hさんは膝の手術をしたり貧血になったりで、まともな練習が出来ていなかったそうなのですが、来年が4年生で最後の年になるので、このまま大会に出ないでいたら歩けなくなると思って参加したそうです。残念ながら後で結果を確認しましたが失格だったみたい。来年また札幌記録会などで会えたらいいな。

今シーズンは競歩に力を入れて練習を組み立てたのですが、結果としては失敗でした。競歩だと私はまだ走るより追い込んだ練習が出来ないんですよね。で洞爺湖マラソンが終わってから最初のうちは週1回しか走ってなかったら走る方の筋力が衰えてしまったし…。来年は昨年同様水曜のポイント練習は走る練習をしようと思います。

でも去年まで毎日競歩の練習出来なかった原因だった左膝裏の痛みは殆ど無くなり、だいぶ競歩の脚が出来てきたように感じています。ただ今度は右側の脚ばかり使って左が使えないようです。実はレース後から腰の調子が良くないし、右の大転子の辺りに違和感があったので昨日Yさんの治療院に行きました。そこである筋トレを教えてもらって、やってみたのですが左脚が神経回ってなくて全然使えてないということがはっきりわかりました。その筋トレはハム~お尻~腰まで鍛えられるので、筋トレメニューに取り入れて強化したいと思います。

それから防府読売マラソンはDNSにしました。10月の高畠競歩を目指して今までやって来て、終わってホッとしたところで、またモチベーションを保ってフルマラソンの練習が精神的に出来ないと思うし、もう1ヶ月ちょっとしかないから、どう考えても自己ベストを狙う状態には持って行けないなと。残念ですが来年からはフルマラソン出場は洞爺湖マラソンだけになりそうです。山陽女子ロードレースもやめ、11月16日東日本マスターズ3000mWで今シーズン終了です。少し休養期間を設けた後、年明けから洞爺湖マラソンへ向けて少しずつ脚を作って行こうと思います。どうか昨冬みたいな大雪になりませんように(苦笑)

高畠競歩2” に対して6件のコメントがあります。

  1. くろいぬ より:

    ALL JAPANっていうのがものすごくかっこいいです( ´ ▽ ` )ノ
    おつかれさまでした♪

    1. NAOJI より:

      ありがとうございます。
      オールジャパンのレベルじゃないけど、やっぱり嬉しいな。

  2. ゆめパパ より:

    お疲れ様でした。完歩タオルいいですね。これからも頑張ってくださいね。
    左膝裏の痛みなくなりましたか。筋トレも効果的なトレーニングですね。バランスよく筋トレ頑張ってください。東日本マスターズ頑張ってください。今年最後に気分良く終われるよう応援してます。

    1. NAOJI より:

      5年前膝に水が溜まって走れなくなり、ランニングを諦めなければならないかもしれないと思った時、この治療院の先生の教えで地道な筋トレをしたことで復活出来ました。だから新しい筋トレも頑張ります。今のところ片方ずつ10回が限度。ハムが攣りそうです(^_^;)

      東日本マスターズの前日は園原さんの個人レッスンを受けることにしました。そちらも楽しみです。レースの方は今度こそシーズンベスト出したいです。頑張ります。

  3. Y.Mac より:

    全日本での完歩、お疲れ様でした。
    公式記録を見ましたが、女子20kmは確かに学生ばかりで参加人数も少ないですね。
    先日の全日本実業団も女子は12名ぽっちでしたから、日本の女子は層が薄いです。
    ということはNAOJIさんは競歩界の活性化に寄与する貴重な社会人戦力ということになります(^^)
    故障に注意してがんばってくださいね。

    1. NAOJI より:

      そうなんです。男子はたくさんいるし、元実業団選手で今も続けている人がたくさんいるのに女子はなぜいないのか不思議です。女将さん修行をしている川崎選手が以前日本一速く歩く女将を目指すとブログに書いていたので、それに期待します。そういう選手がいると後に続く女子が増えるかもしれない。それまで私も頑張ります(笑)

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