マイケル・ムーアの世界侵略のススメ
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今回はすごく久しぶりにシネマフロンティアでこの作品を見ました。
マイケル・ムーアの映画はボウリング・フォー・コロンバインと華氏911を見ましたが、シッコは見逃し、マネーは踊るはあまり興味が無かったので行きませんでした。
最近作品の情報も聞かないし、あの肥満体だから健康状態が悪くなって映画作れなくなったのかな…なんて思っていたところでした。
内容は、第二次世界大戦以来戦争に勝てず、国も全く良くならないアメリカ。米国軍隊のトップ達がなぜか政府を皮肉るマイケル・ムーアを招いて、どうしたら良くなるのか相談するのです(笑)
侵略というのは世界各国の良い常識をアメリカに持ち帰ることなんです。
それでヨーロッパ中心ですが幾つかの国で監督お決まりの突撃取材をするわけですが、最後にはあることに気づく…そんな話です。
私はとても面白く感じ、本当の幸福とは何だろうかと考えさせられた映画でした。かなりオススメの映画です。
常識の一部は公式サイトのストーリーに書いてあるので見て下さいね。
特に印象に残ったシーンを3つ挙げると
- アイスランド女性に対するインタビュー
- イタリアンブランド(ドルチェ&ガッバーナ)の縫製工場の経営者の話
- フランスの給食かな。
アイスランドの場合は監督が「アメリカについて言いたいことがあれば2分間で語って下さい」との問いに対して
「お金をもらっても住みたいと思わない国。自分と家族が良ければ隣人が困っていても平気なんて考えられない」
イタリアでは、年間8週間も有給休暇がある。
ちなみに監督が言うにはアメリカは有給休暇ゼロでも法律には触れないらしい。
その縫製工場では昼休みは2時間。みんな家に帰って昼ごはん食べてゆっくりしてるんですね。
「それで経営が成り立つのですか?」みたいな問いに対して、
働いている人達が幸せじゃなきゃ意味が無い。
働き過ぎて疲れていたら良い仕事は出来ない。
それに、そんなに儲けてどうするの…?
そのようなことを語っていました。
これを見て思い出したのは最近話題のパナマ文書問題でした。
「金持ちと灰吹は溜まるほどきたない」
ってことわざがありますよね。
一杯稼いでるんだから税金ぐらいまともに払えばって思いました。
それに労働者に還元するって気持ちは起きないものなのでしょうか
フランスの給食は、決して豊かではない地方の小学校らしいのですが、給食にフレンチのシェフがいて4品のコース料理。
アメリカの給食の写真をシェフや子供たちに見せるとみんな不味そうな顔をする。
ここで監督がコーラを飲みながら料理を食べるのですが、子供たちにコーラをすすめても、飲もうとしない。
食事の時は水だよと。アメリカはコーラを飲みながら給食を食べる子供が多いのでしょうね。
日本もそういう大人も増えているように思いますが…(^_^;)
給食も授業の1つなんだとか。美味しそうで羨ましかった。
やっぱりアメリカって何かが狂ってるよね?特に9.11以降ますますおかしくなっているような。
監督にはそっち方面の題材でまた映画作って欲しいです。
話は変わりますが、大阪マラソン、私はチャレンジラン当選したのですがYANCOさんはフルマラソン落選で、残念ながら行かないことにしました。
11月で失効するマイルがあるので、それまでにどっか行かなきゃ…競歩は3キロ以上歩けるようになったので陸歩の講習会か、ただ一人旅でもしてみようかな?
その代わり同じ日のフードバレーとかちマラソンに出ます。私はまだハーフは無理だと思うので5キロにエントリーします。
YANCOさんが休み取れそうだったら後泊して、よつ葉の工場見学に行こうかと思ってます。
その理由はこちらのブログをみてね。
情報源: 【私がよつ葉乳業の製品しか買わない本当の理由とは…】|久野 淳(くのじゅん)のブログ 歯科医師 栄養指導 栄養療法 オーソモレキュラー 糖質制限 MEC食 食育 食の安全 栄養マニア 料理
ウチはバターはずっと六花亭のマルセイバターを買っていたのですが(製造元は確か明治)2度の値上げでついに税込み500円になってしまったので、よつ葉の業務用に切り替えたところでした。
食べ比べてわかったのはよつ葉の方が柔らかくて美味しいということでした(^_^)