Maiko ふたたびの白鳥
http://maiko-movie.com/
15歳で日本を離れ、英国ロイヤルバレエスクールに留学後、ノルウェー国立バレエ団のプリンシパルになった西野麻衣子さんの妊娠・出産を経て白鳥の湖のプリマに復帰するまでを追ったドキュメンタリーです。
この方のことは全く知りませんでしたがシアターキノのHPで上映作品の一覧を見て面白そうだと思いました。
ご両親は彼女を海外留学させるために自分達の家を売却して麻衣子さんの祖父母の家に同居したとか、
自分のために母はやりたいことを我慢したので、麻衣子さんはすごくそれを恩に感じているのです。
留学中にホームシックで辛くて帰りたかったけど、そんな時に母は帰ってくるなと言った、あそこで帰って来ても良いよと言われたら今の私は無かった。
そんな両親に恩返しをするにはプリマになって私のバレエを見てもらうこと。そんな想いとハングリー精神があったから今の地位に登り詰めることが出来たのでしょう。
バレエというとお嬢様かなと思うのですが、お母さんを見てるとナニワのど根性みたいな雰囲気のオバちゃんで、麻衣子さんもその血を受け継いでいる感じがありましたね(顔も似ている)
華麗で優雅に見えるバレエの世界も、その舞台裏ではダンサーは肉体を酷使していて、とってもハードな様子も映しだされていました。同僚とランチ中にボルタレンの話が出たり、どのダンサーも痛みと戦っているんだなぁ。
また頂点もいつまで安住していられるわけでもなく、代役が台頭してくるかもしれない。
子供は作りたいと思うが、まだ引退はしたくない。
そんな時に思いがけず妊娠した麻衣子は産む決意をします。
出産後2ヶ月で復帰。夫のニコライが育児休暇を取り支えてくれます。
復帰に選んだのが白鳥の湖、知らなかったけどとても難しくハードな役なんですね。
周囲も大丈夫か心配する様子。
ラストの方の舞台は感動しました。
最終リハーサルで何度も失敗した連続32回転の場面では心の中で成功してくれと思わず祈ってしまいました。
バレエダンサーに限らず、仕事を持っている女性なら乗り越えなければならない壁ですよね。
敢えて高くしてチャレンジした彼女に拍手です。
私もそうですがバレエに興味がない人でも引き込まれると思いますよ。
今日はキノの近くに良いお店を発見。
未来カレーこりすっていうカレー屋さんです。
キノより1本南の資生館小学校の前にあるお店なんだけど、この間たまたま通りかかったら、人気店のようだったので行ってみました。
最近ネパールとかインド人のカレー店が増えてますが、ここは日本人女性が作っている、それ系のお店。
ほうれん草とラムのカレーを注文してみました。
平日はナンとかライスが付くみたいですが土日祝は単品のようです。
私にとってはかえって、その方が良いし、単品メニューの種類も多い。
食後のチャイも最初から砂糖が入っている物ではないし、サヴォイのチャイとはまた違ったスパイシーさが良かったです。
お酒も飲めます。飲み放題6品3000円のパーティプランも惹かれたなぁ。
カレーはもちろん美味しかったです。今度上映時間が合えば夕方行ってパーティプラン頼んでみようかな?
メニュー表紙のイラストも気に入りました♪
【4/10追記】
映画見て帰ってきた日の夜、シリーズ録画しているBS世界のドキュメンタリーのタイトルを見たら何と、この映画が…
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=160408
映画が70分であるところを50分に編集したものでした
ちょっと損した気もしますが、恐らく最後の復帰公演のシーンは映画館だからこそ引き込まれるんだと思います(^^)。