2025年8月オホーツクマンホール探しの旅4
今回の旅の大きな目的は、一昨年の初来訪でとても気に入った、地ビールの草分け的存在「オホーツクビール」です。
お盆休み期間だったので、1カ月前に予約しておいて大正解。玄関には「予約で満席」の立て札が出ていました。
定番のラインナップに加えて、季節限定ビールが1種類あります。
今回は、ジョッキでピルスナー、グラスでエール(ろ過前) とマイルドスタウトを飲み比べました。個人的には、エールろ過前が一番おいしいと感じました。
料理は、以前の訪問時とほとんど同じものを注文していました。人間の好みって、そう簡単に変わらないものですね。カメラ(PowerShot)の料理モードで撮ってみると、iPhoneのポートレートモードより被写界深度が浅いようです。狙いを定めて撮らないと、ニシンの酢漬けがぼけてしまいました。
北見といえば玉ねぎが有名ですが、料理は玉ねぎを使ったオニオンリングフライをはじめ、ご当地グルメのホタテ入り北見塩焼きそば、エゾシカビール酢煮込みなど、どれも美味しいです。初めて来た時にも感じたのですが、料理が美味しくて出てくるのも早いのが嬉しいポイントです。
YANCOさんも「ここに来るためなら北見まで来てもいい」と言うほど。来年もまた訪れることができるといいな。
宿泊先はルートインで無料朝食がありますが、こちらのブログで紹介されていた朝食しか営業していない食堂がホテルの近くだったので行ってみました。
ホテルの裏にある人道橋を渡って近道。そこから見えたのは、「北見トンネル」です。写真では樹木が茂ってほとんど見えませんが奥に跨線橋があるのに、なぜトンネルがあるのか不思議に思いました。
帰宅後に調べてみると、石北本線が約2キロにわたって地下を通っていると判明。鉄道で北見を訪れたことがなかったので、まったく知りませんでした。市街地の分断や踏切の渋滞解消のために地下化したそうで、地上部分は公園になっており、SLなどの車両が展示されているとのこと。次の機会には、ぜひ走って行ってみたいです。
途中ハッカ記念館のデザインが描かれたマンホールを発見。前の記事でも書きましたが、北見市は様々なデザインのマンホールを設置しているので、以前撮影したかどうかわからず、とりあえず撮っておいたらビンゴでした。
ホテルから徒歩10分ほどの場所に、目的の食堂「別邸たちばな」はありました。開店10分前に着くと、待っている人は1人だけ(写真は帰りに撮ったものです)営業時間は6時半から9時までで、土日はお休みです。
手作りの朝食が何と400円で食べられます。営業時間は6時半~9時まで。土日休みです。
この貼紙を見て感じたのは、この営業時間と単価で利益が出るのか?
9月まるまるお休みみたいだけど旅行にでも?
別邸とあるけど、本宅があって、そちらで何か本業があるのか?
色々と謎めいています(笑)
開店時間になり店内に入ると、最初に入店した男性客に対し、切り盛りしているご夫婦と思われる(多分70歳前後)の奥さんから「元気ないね~朝から暗い!(挨拶のこと)」と言われ、かなり個性的な人でした(笑)
10席ぐらいしかなくて家庭の居間みたいなお店は開店15分ぐらいで満席になりました。
客層は、地元の常連さんっぽい人もいたけど時期的なものかメインは「旅人」ですね。(この旅人ってニュアンス伝わりますか?とほ宿とかに宿泊するような旅行者)
出て来た定食がこれ。400円なんて信じられません。手前は小さなホッケと奥のもやしいためはジンギスカンです。天ぷらも美味しかったです。小豆入り玄米ご飯が嬉しい(ご飯は減らしてもらってます)
朝からお腹いっぱいになり、店を出る頃には空席待ちの人がお店の前に座っていました。正直、居心地が良いとは言えないかもしれませんが、これだけ人気がある理由がわかります。海の幸も畑の幸も豊富な北見だから、食材を安く仕入れられるのかもしれませんね。
この日はルートインの朝食会場も混雑のため営業時間6時~に早めていて、私達が出かける時も帰る時も行列ができていました。食事の質を考えれば「別邸たちばな」に行って大正解。
本当はルートインGrandに泊まりたかったのですが、満室だったのが幸いでした。Grandだと少し遠く、朝食も普通のルートインより良いので、おそらく「別邸たちばな」には来なかったでしょう。
つづく