2023東京遠征5

朝食を食べているうちにちょうど良い時間になったので元旦競歩の会場にある聖徳記念絵画館を見学しました。

聖徳記念絵画館

何度も行っているのに、あまり気にも止めたことが無く、古びた石造りの建物という認識しかなかったのですが何年か前にANAの機内誌だったか?でこの建物が記事になっていました。

それを見ると大理石を使用した内部がとても素晴らしい物でした。

年末年始も開館しているので見学してみようと思いながら大会後はなんだかんだで忘れてしまっていました。

施設維持協力金という形で入口で500円を払います。

残念ながら内部は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたがロビーの大理石や石膏と思われる彫刻などは荘厳な感じで一見の価値ありです。

こちらで内部を見ることが出来ます。

展示されている絵画は幕末から明治維新、明治天皇崩御までの歴史や天皇の功績を描いた絵画が年代順に展示されているのです。

建物の造りは左右対称で80枚の絵画が左右に40枚ずつ展示されていて、真ん中のロビーの奥には天皇の愛馬だった金華山号に関する展示がされています。


建物周辺にもいくつか史跡があります。

なんじゃもんじゃの木

なんじゃもんじゃの木。

なんじゃもんじゃとは聞いたことはあるけど木の名前とは知りませんでした。

なんじゃもんじゃとは俗名でヒトツバタゴという和名だそうです。

この木は3代目で初代の木が絵画館より南へ約400m行った場所にあったそうです。

その木は樹齢百数十年で1924年に天然記念物に指定されましたが1933年に枯死。

二代目の木が1978年に現在の場所に植樹されましたが2014年に枯死。

三代目は2016年に植えられたそうです。

今は枯れているように見えますが5月初旬には白い花が咲いてきれいだそうです。


葬場殿址に植えられた大きな楠。

明治天皇の葬儀の際に御轜車(柩を乗せて運ぶ車)が安置されていた跡に植樹されたそうです。

とっても大きく、どっしりとしていて風格のある木でした。


樺太日露国境天測標

樺太日露国境天測標

戦前、樺太の南半分(北緯50度以南)が日本領土になった際に境界を標示した標石のレプリカです。

絵画館に実際の国境線に標石が設置される様子を描いた絵画が展示されています。

この他にも神宮外苑内にはいくつか史跡があるようです。

また絵画館前の広場には土木学会選奨土木遺産となっている「日本最古の車道用アスファルト舗装」が残されています(写真は2020年撮影)

つづく

2023東京遠征5” に対して3件のコメントがあります。

  1. 随分立派な建物なんですね~→聖徳記念絵画館。
    一度行ってみたいです。

    なんじゃもんじゃの木は、モンキーポットですね。
    日立のCMに出てくる、この木なんの木、気になる木~♬ってやつ。
    あのCMの木はハワイにあるんですが、た~くさんあって、CMに使ってる木は日立が契約してるそうです。でも、同じなんじゃもんじゃの木といっても、ちょっと形が違うから、日本とハワイで違うのかな~。

  2. NAOJI より:

    外からだとあまり印象無いけど中は素晴らしいので機会があればぜひ
    三井ガーデンホテルもすぐ近くですよ♪

    モンキーポッドって樹名知らなかったので調べてみたら、なんじゃもんじゃは日立の木とは違う種類みたい。ちなみに日立の木、私はずっと菩提樹だと思ってました(^^;
    ハワイにあるんですね、実物見たことがありそうですね。

    1. そうなんですね!!
      ハワイのスタッフの方が、「日立の木は、「モンキーポッド」で日本語だと「なんじゃもんじゃの木」って言ってたので、そう思っていました!
      ありがとうございます(^^)/

      モンキーポッド、ワイキキにはどこにでもありますよ~(*^^)v

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