糖質制限アスリートが酒に弱い？

私はもともとお酒弱いのでローカーボな人になってから特に弱くなったとかは感じませんが、禁酒を2ヶ月近く続けたら弱くなった感じはありますね。

昨日、カルピンチョ先生のブログに自分にとって非常に興味深い記事が載っていました。

糖質制限アスリートが酒に弱い理由 Fat adaptation

どうも、糖質制限者が酒を飲むと低血糖になる？という記事にブログの読者でスポーツをしている方、数名からコメントがついたみたい。中には月間300キロ走って年2回フルマラソンに出ているという、私と近い運動レベルの方もいたりして。

以前、ブログに書いたことがあるけど、私も酒量によりますが飲んだら低血糖になるようで普段食べたくならない甘い物が我慢出来ないです。この記事によるとそういう兆候が無く急に眠り込んだり筋肉に力が入らなくなる人がいるみたい(^_^;)そのメカニズムについて詳しく考察しているわけです。

それは置いといて先生が今回取り上げた海外の「よく運動している人におけるFat-adaptation（脂肪適応）」に関する論文、それが正しければ自分が考えてやっていたことがあながち間違ってはいないのかなと思わせる内容でした。

かいつまんで書くと、糖質制限をしたまま運動をすると筋肉は変化するそうで、本来は糖質を使いたがる骨格筋が脂肪酸を使うように変わり、その代わりにGLUT4の発現が低下し糖質の取り込み効率が落ちてグリコーゲンの貯蔵が減るというのです。

だから競技前に糖質ドーピングを行うと脂肪の摂取効率は高いままにグリコーゲン濃度を増やせるので、スタミナが長く持つという話です。詳細はリンク先をお読み下さい。

自分はとても読めませんが英語が得意で興味のある方は原文が以下にあります。この中に自転車の選手のレース前のパターンが例として載っているのですが

http://www.nrcresearchpress.com/doi/pdf/10.1139/H10-089

レース1～3日前に休息とハイカーボとなっているみたいです。

自分の場合はカーボローディングみたいな量ではなく普通の量の糖質を摂っていれば効果はあるだろうと考えます（高血糖になって苦しい思いしたくないし）レースの前、木曜日から朝昼、自分にとって高血糖にならない程度の主食を摂っていたのは良かったのかもしれません。

そういえば白糠ロードレースの時はレース日の朝食におにぎり1個食べただけで、その前はずっと主食は摂っていませんでした。まあ練習として考えたらグリコーゲンが少ない状態でレースの負荷をかけるということもトレーニングになるかも。主食の摂取量を増やすのは狙ったレースの時とロング走の翌日にレースに出る時（来週の伊達とか）だけにしようと思います。

2年以上糖質制限を続けたことにより耐糖能が改善しているので、ご飯を茶碗に軽く1杯ぐらいなら問題ないかもしれません。今は食べても小さい茶碗に半分です。昨年6月と12月に同じコンビニの白米のおにぎりで血糖値チェックしてみた結果でも明らかに改善しているので。この記事によれば半年後ぐらいにまた測定してみようと書いてあるので、また近々やってみようと思います。

以前ある栄養療法のドクターのメルマガに書いていたけど、お米はエネルギーのサプリメントと言っていいほど、他の炭水化物から比べたら効率の良い物だそうです。時間的なことや量の調整が難しいのですが大会前の主食はパンなど小麦製品ではなく、なるべくならお米を食べたいところですね。

今日は結局、老舗まつりには行きませんでした。天気予報では風が弱まると言っていたけど天気が良くても強い北風が冷たかったし、昨夜は行く気満々だったYANCOさんも、やっぱりやめると言ったので昨日のロングの疲れも残っているので内心ホッとしました。行けばお金使うし日本酒は飲みませんからねぇ～。おんこまつりみたいに暖かい時の方が良いです。

そんなわけで今朝は昨日の疲れが残る中、ストロール2キロ+ウェーブ歩500+500を8セット。2週間前よりキロ10秒ぐらい遅いペースだったけど風や疲れを考えたら、そんなもんかな。

そういえば札幌陸協の記録会、今年は例年とスケジュールがちょっと変わっていて第1戦が4/29トラック長距離種目中心だから競歩があると思ったんだけど要項が発表になってみたら、第1戦は走る方だけなので3000mにエントリー、5000mWは5/3の第2戦でした。3000mは好きな種目ですがなかなか出る機会が無いので楽しみです。