栄光のランナー1936ベルリン

1936ベルリンオリンピックで4つの金メダルと取ったジェシー・オーエンスの物語

実はこの映画を観に行くか迷っていたんですが、少し前に観たBSドキュメンタリーで同じ題材を取り上げた

ベルリン1936 ヒトラーに勝った黒人アスリートたち」という番組を見て、やっぱり行くことにしました。

ナチスの人種政策に対してオリンピックボイコットの運動が起きたアメリカにおいて、主人公が黒人の人権団体にオリンピックに出場しないように言われたりして苦悩したり

ブランデージ会長とゲッベルスの裏取引を公表すると脅されアメリカチームのリレーメンバーからユダヤ人選手がはずされたり

走り幅跳びの飛び方をあまりよくわかっていなかったオーエンスにドイツの選手がアドバイスを与えたことによってオーエンスが金メダルを取り二人の間に友情が出来たり

ウィキペディアで見た情報では本当のエピソードのようでした。

ただ映画でのブランデージ(のちにIOCの会長になった人)の描かれ方とウィキペディアの情報はかなり違う印象でしたね。

映画では政治的問題で選手がオリンピックに出られなくなることにならないように努力した人というイメージでしたが実際のブランデージはナチスの反ユダヤ政策を支持していたようです。

またゲッベルスと対立しながらオリンピアという映画の撮影をしているリーフェンシュタールも登場していました。この映画も見てみたいですね。市川崑監督の東京オリンピックもね。

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