審判講習会

今日は札幌陸協の審判講習会で厚別競技場へ行って来ました。昨年、一昨年と都合が悪くて参加出来なかったので3年ぶりになってしまいました(^_^;)

2019年度の競技規則の改正ポイントなどの周知がありました。

その中で駅伝・ロードレースに関係ある改正がありました。

おそらく昨年のプリンセス駅伝で中継所目前で骨折した選手が這ってタスキを渡した件の影響ではないかと思いますが

競技中に選手が重篤な状態に陥った場合の対応

・審判員等による健康状態確認のための声かけ、一時的介護は助力とはみなさない

条文にはもっと細かく書いてありすが、ポイントを要約するとこういうことです。あの件はおそらく色々と批判を受けたでしょうから対応が早かったですね。

 

それからイベント関係では2023年にインターハイが札幌で開催されます。それに伴い厚別競技場の改修を札幌市にお願いしなければならないようです。その時は私も休暇を取って審判として参加したいですね。

競技場の改修といえば、厚別競技場のスタンド下の前は駐車場になっていたスペースが黒いタータンになりました。短距離の選手なら競技場が開いていない時でも練習に使えそうです。

 

講習会に続いて希望者が参加して光波測定器の研修でした。

一昨年ハイテクAC杯で投てきの記録係をした時にこれ使えるようになりたいなぁと思っていたので参加してみました。

厚別競技場はSEIKO製で200万、円山競技場はライカ製で700万もする高価な機器なので取扱は慎重にということです(^_^;)

ケースから出して組み立て配線をしたら…

 

下の画像の指で指している水平器の気泡をその下にある黒丸部分のダイヤル(3ヶ所)を回して円の中に入るように合わせます。

 

次に赤丸部分の水準器を同じように微調整をして合わせます。

微調整の方はすぐに反映されるのですが、最初の水平器の位置合わせがダイヤルを回しても、なかなか反映されないので難しいんです。

次にプリズム。これをプリズム係が落下地点に刺します。これも赤丸部分に水平器があるので円の中に気泡が入るようにして保持します。トップの部分に顎を乗せると固定しやすいそうです。

 

準備が出来たら競技場内の基準点(赤矢印の位置)を測定。本体から覗いてプリズムの中心に十字線が合えばOK。本体のENTERキーを押せば準備完了。

仕事で測量やっている人ならすぐにセッティング出来そうですが、まずはプリズム係からでしょうか…。

実はこの係が昨年まで4人いたのですが(審判は大半が学校の先生なのでおそらく転勤とかで)2人に減ってしまい困っているそうです。

審判も1日拘束されるから、私ももっと参加したい気持ちはあるけど週末は自分の練習もありGWや夏休みぐらいしか出来ないので、なかなか仕事を覚えられないのが悩みです。

ちなみに豊平川マラソンでは今まで給水係でしたが今年はゴール地点でフィニッシュした選手の誘導係になりました。出場される皆さんは頑張って下さい。

審判講習会” に対して2件のコメントがあります。

  1. GO より:

    審判って自分も興味あります。仕事を少し減らした時にぜひやって見たいですね(*^^*)
    あと、この測定器ってほぼ土木で使用される測量器と同じ感じですね。
    今の時代はゴルフでもレーザー距離計とか狩猟でもライフルの照準器にレーザー距離計付きもある時代だから本当に技術の進歩って凄いです(*´ω`*)

    1. NAOJI より:

      それは嬉しいです。しかし、審判登録料7千円かかるし(陸連登録にもなりますが)交通費と弁当代ぐらいしか出ないので、よっぽど陸上競技が好きじゃないと続かないかもしれません。自分の場合はマスターズの競技会で多くの学生さんが補助員をして下さっているので、出来る範囲でも貢献しないとと思ってやってます。

      でも審判仲間が増えると嬉しいし機械モノ得意な人は特殊分野で活躍出来ると思いますので、余裕が出来たらよろしくお願いしますm(_ _)m

      光波測定器はそうですね、需要量が違うので価格は全然違いますがトータルステーションみたいなものです。前はメジャーで測っていたのに便利な時代になりましたよね。

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