人間がついて行くのが…

今日はちょっと仕事の話ですが、

建築ではかなり進んでいるBIMですが、土木もCIMの普及がようやく本格化し始めてます。

私の会社でも半年前からCIMのソフト導入してくれるように頼んでいたのですが、3週間前にやっと導入してもらえました。

土木って建築と違って地盤の情報だとか曲線が多いなど、3次元化するのに高性能なソフトが必要、高性能=高額なソフトと高性能マシンが必要、扱える人材がまだ少ないなどの理由でなかなか普及してなかったんじゃないかと思います。

私の会社では自社開発のプラグインで20年近く前から3次元での施工検討や積算をやってましたが、ついにそのプラグインは捨てることになりました。

ソフトは変わりますが、長年3次元CADをやって来たアドバンテージは大きいです。講習で2次元しかやったことがない人達と一緒になると講習について行くことすら大変なようです。

とは言え、実際の業務を行うとなると、色々出てくるもんですね。色々なことが出来るので機能がたくさんあり、もう毎日調べたり考えたりすることばかりで時間があっという間に過ぎていきます。

北海道ではまだBIMの求人しか見かけませんが東京大阪では同じ職種の求人も時々見かけるようになりました。

今まで自分の給料の相場がわからず、

確かに派遣で2次元の仕事から比べたら1.5倍以上の収入。

でも同業他社の関西支店で私と全く同じ業務内容で地域限定社員、最低年収が残業ゼロだった場合の自分の年収より50万も多いという求人を見つけました。

格上の会社に10年以上働いているのにですよ…関西に住んでいたら応募してみたろうな。

随分会社にとって都合の良い人材として使われて来たもんだなぁと思います。

それから建設業専門の派遣会社の正社員求人なんかを見ると基本給を低く抑えるためだと思いますがみなし残業手当というのがあり、例えば月40時間までは残業があろうと無かろうと一定金額が残業代として支払われ40時間を超えた分は追加で支払うというシステムもあるみたい。

実態はどうなのかわからないけど、仕事が速く残業が少ない人にとっては能力加算みたいなもんですよね。

私の仕事って、設計は出来なくてもどれだけ工事のことを理解して作業出来るか、ソフトの機能を最大限活用出来るかでこなせる仕事量が大きく変わると思います。

今のソフトをしっかりマスターしたら転職を視野に入れようかなと思ってます。

資格取ったりして知識の習得に努力しているのにもう4年昇給も無い、一方的に昨年同条件の契約書を作って来る。トシだからやめないだろうと思って足元見てるのかなと思ったり。

多分8月前に契約更新の話があると思うので、その時に同業他社の求人票を見せて交渉してみようと思ってます。不満持ってくすぶっていてもしょうがないし。

ダメなら取りあえず同条件で更新して転職活動しようと思います。だからソフト使いこなせるように頑張ろう。

 

そんな感じで残業は無いものの、頭はお疲れ気味。

昨日は上野幌からエルフィンロードで400+200のインターバル10セットのウォーク。緑に癒やされました。水曜残業が無ければ原則、このパターンで練習しようかなと思います。

人間がついて行くのが…” に対して2件のコメントがあります。

  1. ぶらんぼう より:

    資格はどれだけあっても邪魔にならない。
    資格+経験があっても「正社員に勝るものは無いなぁ」というのが実感です。
    それと学歴。
    新卒で入社、もしくはヘッドハンティングでの途中入社でなければ、どれだけ頑張って勉強して成果を上げても、それを評価してくれる上司(組織)はあるのだろうか?と思っています。

    でもNAOJIさんが携わる業務は、専門性高いし、もっと高い評価を得てもいいのではないでしょうか。
    外野が声高になっても何も出来ませんが…(^-^;

    1. NAOJI より:

      私も今の会社に入ってから学歴社会は感じますね。技術系は国公立大の理系男子ばっかりだから、頭の土台が違うんですよね。でも実際一緒に仕事してる人は評価してくれてます。ただ人事だとか上の人間はわからないからね。

      特に私の仕事って暇な時と忙しい時の波があったり、特定の工事の間だけ必要とかで派遣が多いんですよね。戻れるもんなら高校受験からやり直して設計が出来るようになりたかったけど、悔やんでも仕方ないですね。

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