三途の川を走って渡ろうワークショップに参加
昨日は地元のFBFが呼びかけ人だった関係で、この講習会に参加しました。
山西哲郎氏と言えば自分が走り始めた頃から毎月買っていたランナーズの記事を読んでいたので、昔は知っていたのですが雑誌買わなくなってから久しいので、失礼ながら、すっかり記憶から消えていました。
お年のせいか話はちょっと聞き取りにくい部分がありましたが、ユーモアのある物腰の柔らかいオジサマという印象でした。会場で著書も購入しサインしていただいたのですが、ちょっとした会話をし、そこからその人にあったメッセージを入れてくれるんですね。私は競歩やってますと言ったのでこんなメッセージをいただきました。
当日は生憎の雨模様で、外を走る予定だったのですが室内で出来ることでの実技指導になりました。裸足での講習だったので、改めて裸足の良さを再認識しました。練習会の時は競技場の芝生でクールダウンまたしようと思いました。
裸足の他に下駄、足半(半分のわらじ)も良いとのこと。私の場合あまり効果は感じませんが相変わらず家でスリッパ代わりに履いているGETTAもきっと何かしら良い影響はあるのでしょう。
山西先生は鳥取県出身でご実家が農家だったため、子供の頃は家の手伝いで足腰が鍛えられたそうで、きっとそういう環境が身体を強くするのでしょうね。
話はちょっと飛びますが、この間NHKで全中で上位入賞が期待出来る浜中の女子中学生のニュースを見ました。
https://www.townhamanaka.jp/digicame/digicame2017/2017-0725-1134-14.html
それによれば、競技場でハードルを使った練習が出来るのが週1回で、家の手伝いで昆布干しをしたり、昆布干し場の砂利でダッシュしたり、それがトレーニングになっているとのこと。子供の時のそういう生活体験に勝るものは無いのかもしれませんね。
あと、講習会には、がんサバイバーのグループの方も参加していて、山西先生と出会った時は余命3ヶ月と言われていた女性が、がんと上手く付き合っていてとても元気な人でした。
懇親会の時に話を伺ったら(他に二人がんサバイバーの方がいた)みんなガン宣告を受けると人生観が変わるとか、貴重な話を聞くことが出来ました。
その中には道内で開催されているマラニックを主催している方もいました。私はイベントとしてのマラニックに参加したいとは思いませんが、別なランニングスタイルもあるものだなぁ。自分も記録へのモチベーションが消えたら、そういう形で続けていって、まさに三途の川を渡るまで走れる身体でいたいと思いました。