ケトン体に関する新たなこと色々

ここ最近、ローカーボ関係で活発になってきているのがケトン体関連です。

以前記事にした宗田先生のケトン体が人類を救うが突破口だったように思います。

ケトン体=飢餓の象徴=危険というのが今の常識ですが、それが転換されつつあります。

がん治療に関して

私は読んでいませんが今年出版されたケトン食ががんを消す 

ブログではパラダイムシフト好きの外科医のブログ、内科医水野のアメブロ この辺が情報発信が盛ん。

ビタミン・ケトン療法という簡単に言うと糖質制限で血中ケトン体濃度を上げた状態でビタミンC点滴を組み合わせ、癌細胞を弱らせるという治療法です。

癌に対するビタミンCの効果については以前から言われていて取り入れている医療機関も増えて来ていますが血中ケトン体が上がることによって、ビタミンCの投与量を減らすことが出来て、糖質制限をしていない場合より効果が上がるということらしいです。

その他に患者の状態に応じてビタミンBやミネラル類の投与、食べられない患者さんには脂肪製剤の点滴を行うなどです。

まだまだこれからの療法で、今後臨床データが積み重なってくれば、ローリスクな1つの選択肢となるのではないかと思います。Facebookにビタミン・ケトン療法というグループがあり、ドクター同士の情報交換が盛んです。

保険の範囲で投与出来る物も多く、副作用、費用の負担も少なくて済むから、やってくれる医療機関があれば自分がもし癌になった場合は外科手術とこの療法で治療してみたいと思います。

北海道はまだ取り入れれそうなドクターは少ないと思うけど、私のかかりつけ医やドクターシミズなら可能性アリだと思います。

 

次にスポーツ関係ですが海外ではどんどん研究が進んでいるようです。

今日はこんな記事を見ました。

運動強度を高めてもケト適応していれば効率的に脂肪を燃やすことが出来る

私の今までの認識はフルマラソンとか強度が低くて長時間の運動には適しているけど、例えばトラックでの長距離種目は強度が高いからどうなのかな~と思っています。

この記事のコメントにありますが

ケト適応しているかは、血中ケトン値が高くても、尿中にはケトンがほとんど出なくなることが一つの指標となります

とあります。

自分の場合、尿中ケトンは出てないけど血中ケトン体は測ったことがないので測ってみたいですね。

でも運動した後に少量糖質摂っているからケトン体はそんなに高くないと思います。

 

 

それからケト適応してパワー出すためには良質な脂肪の十分な摂取がカギとなりますが、これがなかなか難しい。

脂肪は太る、身体に悪いという刷込みが無い私でも、お腹一杯になっちゃってそうそう摂れないけど、自分の活動量に対して摂取量が少ないとタンパク質をエネルギー源にしてしまうのだと思います。

だから血液検査で総蛋白が低かったり、筋疲労が取れにくかったりということが起こるのだと思います。

あと鉄不足があると脂肪をエネルギー源として使いにくいそうです。

糖質制限で体調悪くなる人は…特に女性はそのパターンが多いみたい。

それ以外は大半は糖質だけ減らしてタンパク質や脂肪を増やさないからでしょうね~。

来シーズン本格的に練習が出来るようになったら、また試してみたい気がします。

それから鏑木さんの本も出版されましたね。

低糖質&抗酸化ランニングのすすめ [ 鏑木 毅 ]

買ったけどまだ読んでません。しかし、ジムのドクターによれば共著の管理栄養士の影響か、ツッコミの練習に良い(笑)という内容らしいですが…読んだらまた記事にするかもしれません。

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