陽だまりハウスでマラソンを

http://hidamarihausu.com/

この作品を知ってから上映されるまで、とても楽しみにしてました。

今日からシアターキノで上映です。早速行ってきました。

先着何名かわかりませんが、クナイプのバスソルトがもらえました♪

2015-04-005

ネタバレになるのでざっとですが、元オリンピック選手で鉄人と呼ばれた伝説のマラソンランナー、パウルは妻のマーゴの病気がきっかけで老人ホームへ入居することになる。そこでは栗の実で人形を作ったり歌を歌ったりのパウルにとっては退屈な毎日で、そういったプログラムに疑問を持ち、再び走りだすことを決意、そのことが原因でホームの職員や入居者のリーダー的な老人と対立してしまい、ホームを出て娘と同居するのだが、上手く行かない上に最愛の妻マーゴを亡くし失意のどん底に陥るが、ついには周囲の人も彼を応援するようになり再び走りだす。

ざっと言うとそんな感じです。マラソンの映画というより、老人問題の映画ですね。施設で職員に敬意を払った扱いを受けないことは日本もドイツも似たようなものなのかもしれません。ドイツでも高齢化社会における老人介護の問題が大きくなっているのかもしれませんね。

最後の方でベルリンマラソンを走りきったパウルが陸上競技場に入って来てからの表情が良かったですね。あれはフルマラソンを走りきった経験のある人なら、きっとジーンと来るはずです。演じた俳優は78歳とのことなので多分本当にベルリンマラソンを走り切ったのではないと思いますが(撮影は実際のベルリンマラソンで行われ、主人公役の俳優も何ヶ月も前から周到な準備をしたようです)もしそうだとしたら素晴らしい演技だったと思います。これはオススメです。

もう一つ今日は続けてムーミン谷の彗星というパペットのアニメもみてしまいました。

http://www.hihirecords.com/moomin-suisei/

70年代に作者のトーベ・ヤンソンが監修しポーランドで制作されたテレビシリーズを修復、映画化したものだそうです。ストーリーは彗星が地球に迫っていることを知ったムーミンはおさびし山の天文台に彗星のことを聞きに行く旅に出るというストーリーです。パペットのアニメが懐かしかったけど、二本立てでみたせいか、ちょっと退屈な感じもしました。でも満席でしたよ。

陽だまりハウスでマラソンを” に対して7件のコメントがあります。

  1. ふれっぷ より:

    ひだまりハウス。観たいんですが、こちらの映画館には回ってこないみたいで残念です。

    1. NAOJI より:

      そうですか、良い映画なので残念ですね。キノで上映する映画って普通の映画館で上映されないもの中心ですもんね。

  2. より:

    わたしもこの映画、見に行こうと思っていました
    NAOJIさんの感想みて、絶対に行こうと決心
    楽しみです、久しぶりの映画ですが。。。

  3. より:

    昨日、ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」に競歩の鈴木雄介さんがゲストに出て、その様子がPodcastで配信されました。少し聞いていたのですが、基本的な競歩のお話ばかりだったかと思いますが、わたしはとても興味深く楽しく聞きました。お時間があったら〜と思いまして(^^)

    1. NAOJI より:

      香さん、映画ぜひ!感動もしたけど色々考えさせられる内容でした。
      それと貴重な競歩情報ありがとうございます。ポッドキャストって使ってみたことが無かったんだけど、今アクセスしてダウンロード中。宿舎に戻ったら聴いてみます。

  4. YANCO より:

    “陽溜りハウスでマラソンを”
    って、あの養護老人ホームが陽溜りハウス?
    確かに日差しが当たってたけど、ちょっと違うような気がしました。
    オランダも日本と同じように高齢化社会問題があるんですね。
    でも、日本よりも福祉に関して数段先を行ってるっていうか、あまり不安感が少ないように見えました。
    この映画は何といっても主人公パウルを演じたディーター・ハラーフォルデンが良かったです。
    心に残る映画でした。

    1. YANCO より:

      この映画オランダではなくてドイツでしたね。
      「人生はマラソンだ」と混同しちゃいました~

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