遊水地カードComplete
私が20代の頃に千歳川の治水対策として千歳川放水路という計画がありました。
昭和56年に道央圏が大きな水害に見舞われ、現在の我が家のある辺りも水没したようです。
(チカホでこんなパネル展やっていたの知らなかったです。いつだったんだろう?)
恐らくこの大水害がきっかけだと思いますが千歳川から太平洋側に放水路を作る計画が持ち上がりました。
しかし莫大な費用と自然破壊につながるからでしょう、実現はしませんでした。(しなくて良かった)
その代替策として千歳川流域の千歳、恵庭、北広島、長沼、南幌、江別に遊水地が作られました。
その完成を記念して遊水地カードが発行されたと知り、近場だからすぐに集めることが出来ました。
何か公共カードマニアになりそうだな~ 😆
遊水地とはこういう仕組みになっています。
千歳川の水位が高くなり洪水の危険が想定された時にゲートを開いて遊水地に水をためて川の水位を下げるというものです。
ちなみに平常時は水が溜まっていないのが遊水地で常時水が溜まっているのは遊水池です。
長沼町の舞鶴遊水地ではタンチョウヅルが生息しているようで観察小屋があります。
北広島の東の里遊水地でも渡り鳥の休憩地にでもなっているのかシーズンには早朝とっても賑やかです。
北広島の場合、堤頂道路をウォーキングコースとして整備する計画と広報で見た記憶があります。
1周約5キロもあるので良い練習コースになるかと期待しているんですが、未だ工事中なのか立入禁止です 🙄
先週は遊水地カードの配布場所である恵庭市郷土資料館をついでに見学して来ました。
時々前を車で通るので、そのうち見学しようと思いながら行かないでいました。
周辺にフットパスのコースがあるんですね。並行している車道を通り、漁川の堤防から道の駅まで走った事が何度かあったけど、遊歩道があるのは知らなかった。来年は久しぶりに道の駅まで走ってみようかな。
入館は何と無料です 😉
恵庭と言えばカリンバ遺跡が有名ですが、他にも多数の遺跡があり、その出土品の展示が多かったです。
カリンバ遺跡からは漆塗りの装身具が120点以上出土しており、1つの遺跡から出土した漆製品の数と種類は国内最多だそうです。
これは地層の模型
そういえばこの間ブラタモリで苫小牧が放送されたんだけど、それを見て知ったのが苫小牧は昔は海で支笏湖周辺の火山の噴火による火山灰の堆積により陸地になったってこと。
こんなに広範囲に渡って火山灰が積もったらしい。
厚く堆積した所では内部が高温のまま再び溶け合って溶結凝灰岩になった。これが島松軟石、札幌軟石などと呼ばれているそうな。
こんなことを知ると石蔵のお店に入る時、ちょっと太古の時代に思いをはせることもありそうですね。
これは北海道式古墳の模型です(自分が写ってた💦)
恵庭や江別など道央でしか見つかっていないそうです。それまで造られていたお墓と大きく形が違うことから東北地方の影響が考えられるそうです。
これは森林鉄道の模型。恵庭から支笏湖線に抜ける恵庭岳公園線って昔は森林鉄道が通っていたんですね。知らなかったです。
昔の写真がデジタルアーカイブされていて端末で見ることが出来ます。とてもたくさんの写真があるので全部は見なかったけど面白かったです。
最後に2階の展望台に上がってみました。展望デッキは閉鎖されていて天気も良くなかったので写真は撮りませんでしたが、この絵が良かったです。
今回は遊水地カードのおかげで、また1つ身近な歴史を知ることが出来ました。
博物館とか、資料館とかをゆっくり観て回るのが大好きなのに
去年の誕生日に、厚別の北海道博物館を見に行ってから
どこにもアンテナを伸ばしていませんでした。後悔。。。
雪、降っちゃったけど、恵庭資料館に行こうと思います
そして、遊水地カード、いいですね!
北島、東の里、晩翠、根志越は2カ所、
電気室の建物(メッチャ小さいものです)の設計をして
千歳、恵庭、北広島、南幌の役場を1日で回って
確認申請を出したことが、懐かしいです。
敷地が広いのに、建物が小さくて、配置図は建物どこ?と言う感じでした
カードに建物が写っているといいなぁ
あぁ、懐かしい
北海道博物館、行ったことがないてす。今度行ってみようと思います。
電気室の建物、北広島以外も設計したんですね。堤頂道路が開放されたら行って見ますね。これが香さんが設計したんだーって楽しみです。
1周5キロだから皇居と面積が同じぐらいってことですよね。そう考えると広いですよね。
カードは長沼と千歳は役所で平日しか配布していないんです。千歳はヤンコさんに頼んだのですが、長沼はバスで初めて役場に行きました。一般人が都市整備課みたいな所に行くのは緊張します
でも応対してくれた職員さんはなんか嬉しそうに見えました^_^