記者たち

http://reporters-movie.jp/

イラク戦争開戦の口実となった「イラクは大量破壊兵器を保持している」

今となってはこれが嘘だったというのは明白ですよね。

ナイト・リッダー社という中堅新聞社のジャーナリストである主人公達は政府関係者の中でもこの口実に対して疑問を持っている情報提供者に地道な取材をして実は政府の捏造であることを突き止めていく。

しかし大手新聞社は政府の嘘に迎合し、世論操作に加担した結果となる。その後の結果は…。

 

予告編の中にワンシーンがありますが日本もそうですけどNHKだとか大手新聞社のニュースって信頼してしまいますよね(既にA社は別だが)私達も知らず知らずのうちにそうなっているのかもしれない。気をつけなければならないと改めて感じました。しかし、日本には映画の主人公みたいなジャーナリストがどれだけいるのかなとも思いました。

最後の方に出て来る、実際の登場人物の映像とニューヨーク・タイムズが謝罪したという字幕がよりリアリティを感じさせました。

それからキノでまだ上映中ですが、先日見に行ったバイスと同じブッシュ政権時代の話なので、その面からも面白かったです。両方見ると良いかもしれません。

 

次に見たいと思ったのはこれ。

ルース・ベイダー・ギンズバーグという85歳の現役最高裁判事のドキュメンタリー。同一人物を扱った映画ビリーブ未来への大逆転という作品もキノで近日公開ですが、私はドキュメンタリー派なんでこちらを選択します。

あと6月にはパピヨンのリメイク版。

本当はスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンのが見たいけど予告編見たら面白そうでした。元ではダスティン・ホフマンの役をボヘミアン・ラプソディでフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックが演じます。

 

記者たち” に対して2件のコメントがあります。

  1. GO より:

    パピヨン懐かしいです。マックイーンの大ファンだったから部屋にポスター貼ってた時期もありあます(*´ω`*)あと、フェイクニュースですが、今はネットとかSNSが発達してるから新聞・テレビのニュースはあまり見なくなりました。真実は自分で判断しなくちゃいけませんが、記者とかって大概どちらか寄りに都合よく書くからあまり信頼してません(*^-^*)
    テレビも前後の言動をカットして意図的に都合よく編集するの分かってるから、まずネットですね(*´з`)

    1. NAOJI より:

      スティーブ・マックイーンのファンだったんですね。それを見た人がリメイク版見たらどう感じるでしょうね…。私はマックィーンの映画は見た記憶が殆ど無くて、子供の頃、テレビで大脱走が放送されていたのを何となく覚えているぐらいかな。
      それとフェイクニュースですが、書いた人の主観が入るから正反対の方からの視点と両方で総合的に判断するしかないのではと思います。ネットだとそういう点で情報は得やすいけど選択が難しい。そしてネット環境の無い高齢者ほど大手やNHKを盲信しそうですね。
      映画の中でもあったけど、まず結論ありきでそれに都合の良い情報を集めてくるんですよね(研究論文なんかもそういうのが多いらしいけど)

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