第19回おおたき国際スキーマラソン
年末から痛めていた中指の具合がだいぶ良くなったので前夜になって出場を決めました。そんなわけで前夜仕事が終わってから慌てて塗ったワックスを剥がす時間もありませんでした。
朝6時半に家を出る時は澄み切った空が広がり風も無い穏やかな天候でした。
千歳から支笏湖、美笛峠を通って会場までの道路も舗装路面が出ていて凍結路面の緊張感が無く運転が楽でした。
大滝の15kmが今シーズンの初滑りで、練習もしてないのに無謀かとも思いましたが、スタート前にウォーミングアップで滑ってみたら意外と滑れてこれなら無理さえしなけりゃ完走は出来るだろうという気になりました。
10時の30kmから5分遅れでスタート。
いつものようにゆっくりとスタートし川のほとりの林道を巡っているとコースの脇に立っている人がいて、その視線の先には折れたポールの先が・・・そして自 分に声を掛けてきたその人は、なんとsakagさんだったのです。あの後どうされたんでしょう、棄権されたしまったんでしょうか。
穏やかかと思われた天候も低気圧の影響か中間地点辺りから吹雪模様になったり変わりやすい天気になっていました。気温も低くなって普段からのスキーワック スの手入れの悪さで周囲の滑りとの違いをまざまざと見せ付けられてしまいました。十勝の大平原では34kmにエントリーしているのでしっかりワクシングし ておかないと辛い目に合いそうです。
レース中、ストックの折れる音を1度耳にし、激しい転倒シーンに2度遭遇しました。なんとか巻き添えにはならず回避できましたが、XCスキーも結構危険なスポーツです。周囲の状況には常に注意を払っていなくてはなりませんね。
エイドではしっかり休み、携帯で写真を撮ったり、板を左右取り替えたりしながら無事1時間26分後ゴールしました。
参加賞のきのこの詰め合わせを受け取り、きのこ汁の列は長蛇の列だったし、なんだか急に寒くなってきたので、会場を後にして温泉ときのこ王国での昼食を目指したのでありました。