種の独占

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先日、生活クラブからこんな小冊子が配布されました。

鶏肉(ブロイラー)が育種会社による独占状態になっていて、世界中の鶏が殆どその会社の2種類に独占されている状態になっているのだそうです。

日本の鶏肉の2/3は国産ですが、その原種鶏はひよこの状態で輸入し、繁殖されて種鶏、その子であるブロイラーは一代限りで子孫を作れない契約になっていて、毎年原種鶏を輸入し続けなければならないのだそうです。

わかる人にはわかると思いますが、これってモンサントのF1種と同じですよね。

鶏肉まで、そんなことになっているとは知りませんでした。

日本で食べられているブロイラーの原種鶏98%が輸入なのだそうです。

ですから輸入が万が一ストップすれば国内で鶏肉を生産することが出来なくなると。

恐ろしいですね…。

 

小冊子の「はりま」というのは、これらのリスクを避けるため日本で作られた国産鶏種だそうです。

国産鶏種というのは国内で種の維持管理が出来る鶏のこと、日本生まれ日本育ちの鶏ということです。

 

いつもこの鶏肉を買っていますが、その裏にはこんな話があったとは。

健康に育てられてる鶏というぐらいで全く知りませんでした。

確かに普通の鶏肉から比べたら少し高いのですが、今後も買い続けたいと思いました。

 

モンサントといえば、スタバがモンサントを支持してるって話をネットで見かけました。

事実ならスタバでコーヒーはもう飲みたいと思わないです。

種の独占” に対して2件のコメントがあります。

  1. ぶらんぼう より:

    昔は「食べられればOK」みたいに無頓着だったけれど、
    今では産地や原材料を考慮して買うようになりました。
    しかし、ブロイラーがそんなんになっているなんて知りませんでした。
    少々高くても国産、三重県産があれば三重県産、鈴鹿市産があれば鈴鹿市産を買うようにしていますが…。
    便利で、何でも手に入る世の中。
    とてつもなく大きな危険を伴っているのですよね。
    いいんだか悪いんだか。

    1. NAOJI より:

      私も全然知らなかったので、ショックでした。
      一部のグローバル企業に食料を握られてはならないですよね。
      経済面との折り合いがあるけど消費者が買い支えないと安全安心な物を作っている業者が増えませんよね。

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