炭鉄港カード第2弾(三笠)1
2週間近く経ってしまいましたが、炭鉄港カード第2弾の最終目的地、三笠にカード集めに行って来ました。
本当はトロッコに乗れる10月中旬までに行きたかったんですが時間が取れずトロッコには乗れませんでした。また来年に ❗
11月末までに第2弾のカードを全て(30枚)集めて応募すると全員にコンプリートカードがもらえるので雪の降る前に行かなければというところで。
まずは三笠鉄道記念館へ。
行ってみたらガーン、営業していない。既に冬期休業(ちょっと早いんでないかい? 🙄 )
パンフレットをちゃんと見ていなかった。
調べてみると冬期休業中は道の駅の観光案内所で配布されていて、元々ここで違うカードを配布しているので2枚まとめてもらえるから、その方が良いかも。
いきなり出鼻をくじかれそうになりましたが、次の目的地は三笠市立博物館。
屋内展示は一昨年見たので入口でカードだけ受取りました。
配布されているカードはこちら。実物は一昨年に撮りました。
それから前回見学出来なかった野外博物館を見学して来ました。
野外博物館へは博物館の建物の前の道を奥に向かい、右に曲がると幾春別川に架かる橋を渡ります。
橋の手前にあった坑車。前に赤平のガイダンス施設でも見学しましたが、とても小さくて重装備の男達にはとても窮屈だったとか。
入口の案内看板。
幾春別川沿いの三笠森林鉄道跡を利用し、遺構や地層の見学が出来ます。
何か熊でも出そうだなと思ったんですが、道は舗装されていて広く、自転車で見回る職員がいたのであまり不安にはなりませんでした。
幾春別夾炭層。普通は水平に層状な石炭層が激しい造山運動により直立して地表に表れているという大変珍しい地層だそうです。
石炭層。こんな石炭そのものというのは初めて見ました。
幾春別夾炭層と同様に水平な地層が褶曲により垂直になった地層。
狸堀り跡。右画像のような掘り方をそう呼んでいたらしい。いつ頃掘られたのかは不明だそうです。
ひとまたぎ覆道とは…
1億年前の地層と5千年前の地層が接することはないのですが、なぜか地質学用語で「不整合」と言われる状態になっている所だそうです。従って境界をまたぐことにより5千万年前の地層から1億年前の地層に行けるってこと。
実際に撮ってみたけど案内板が無ければ素人には岩がある程度にしかわからないですね 😛
覆道内はこんなふうになっていて地層の見学が出来ます。さっきひとまたぎした三笠層。1億年前の海の地層なのでアンモナイトなどの化石が多く見つかっている地層です。
地震の原因になる断層。これは縦ずれ断層の正断層
つづく
もう冬季休業とは、早いですね。そういえば例年関西でも11月中旬からぐんぐん寒くなる気がしますので、凍える前にお片付けが良いのかもしれませんね。
ひとまたぎ覆道の一歩が5000万年は国境またぎより、もっとすごいものだと感じます。面白い場所ですね!
屋外展示が人気なので雪が無くても寒くなると来館者が減ってしまうからなのかもですね。
野外博物館は興味のある人にはすごく面白い所でした。こんな場所があったとは近いのに知らなかったです。