ドラマの陸王&ランニング足袋

テレビドラマって、まず見ないのですが、小説がとても面白かったのでドラマ化された陸王も毎週楽しみに見ています。原作とちょっと違ってアレっ?と思うところもありますが、しょうがないんですかね、まあそれは良いとして。

前々回だったかな?陸王のソール材であるシルクレイを作る機械の不調でソールに使用には問題が無いような、わずかな傷かシワが入った足軽大将という地下足袋が廃棄品として積み上げられてある。

それを見た銀行の融資担当者になぜ廃棄なのか聞かれた玄さん(陸王の開発に反対している、こはぜ屋の番頭役)が誇らしげに「これがこはぜ屋の品質です」みたいなことを言うシーンがあるんですよね。

最近、神戸製鋼のデータ改ざんから始まって大手メーカーの似たような事件が次々と明るみに出てますが、何だかそれらの対極ですよね…大企業であればあるほど、そういうことが明るみに出れば、そのダメージがすごいことぐらい過去の例でわかると思うのですが、どうしてそうなってしまったんでしょうか…。

モノ作りの現場が価格や効率優先にしなければ企業が成り立たない時代になったからなのかもしれませんねぇ。

 

原作のモデルになった、きねや足袋さんが少し前にガイアの夜明けで放送されました。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20171128.html

きねや足袋さんの新商品、Toe-Biの試作品でかかと部分の縫製がほつれる問題を改善していく様子などが紹介されてます。

それからもう1つ、対極と言える今話題のナイキのヴェイパーフライの開発についても紹介されていました。

まるで陸王のこはぜ屋とアトランティスみたいですよね(笑)ワタシ的にはすごくタイムリーな番組でした。

 

実はYANCOさん、このToe-Biの試作品の方を持ってるんです。今年は履く機会が無かったけど、実物を見たところでは私の持っている無敵よりシューレースが無くなってフィット感が良さそう、ソールも滑りにくくなっていると思います。私も欲しいのですが今のところ女性用のサイズは無いみたいで残念です。

ただ陸王がきっかけで無敵やToe-Biを履いて故障し、やっぱりダメだと思われてしまわないか心配です。適した走り方をマスターずる必要があると思いますので、そこのところは注意が必要だと思います。

私は無敵で舗装道路は走れませんがトレッドミルや土のトラックなら問題無いし、自分がどんな着地しているかわかりやすい点が良いなと思います。来シーズンは練習で履いてみて大丈夫そうなら1500mを無敵で走ってみようかなと思ってます。

ジムで無敵を履いていると時々インストラクターさんに靴について聞かれます。陸王の原作モデルになった足袋なんですよと答えています。ドラマの影響は本当に大きいですね。

あと2回でドラマも終わりですね。小説読んだのに、どんな結末だったか覚えていなかったりします(^_^;)

ドラマの陸王&ランニング足袋” に対して3件のコメントがあります。

  1. tony より:

    今更ですが,45年前に私もメーカー不正の経験があります。
    米国基準の試験に合格できずあの手この手で切り抜けていました。
    入社したばかりでしたから,ただただ付いていくだけくだけ。
    試験の細かい手順や既定の項目ナンバーまで鮮明に覚えています。
    UL〇〇〇〇番です。ニュース見るたび複雑な気持ちを持ちました。
    まだこんなことやってんだなあ,と。
    それが原因ではなく北海道に戻るためにそこは退職しました・・・。

  2. tony より:

    あ,既定ではなく「規定」ですね。Standard。むしろ規準か?

    1. NAOJI より:

      45年前でもそうでしたか…新人だったらそうでしょうね。
      当時は内部告発者が守られる法律も無かったけど、今は大手企業だったら社内窓口あるし、もみ消せば外部に通報される可能性もあるし明るみに出やすくなったというのもありそうですね…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です