こころの免疫学

競争社会でストレスが増大している今、うつ病の患者、凶悪犯罪の増加、児童虐待などが増加しているのは日本人全体のこころの免疫力が低下ではないかというのが著者の分析です。

この10年間でアトピー、アレルギーとうつなど心の病は2倍以上増加しており50年前の日本では殆ど見られなかったとか。

心療科で行われている治療は投薬とカウンセリング中心だが心の病は単に脳だけの問題ではなく免疫系つまり食べ物、腸内細菌までも含めた身体全体の問題であるという説です。

病気の原因が栄養や腸内環境にある場合もあり、そういうことが原因の人が薬を投与されているということ(恐ろしいですね)病気のメカニズムetc、

自分の身内にも、うつ病になったまま社会復帰が出来ず20年以上になる人がいます。こういう説がもっと早くにわかっていれば違ったかもしれないと思ったりします。

上手くまとめられないけどメンタル面で悩みを持っている人は一読しておいて損は無い本だと思います。

こころの免疫学” に対して1件のコメントがあります。

  1. NAOJI より:

    色んな要素が絡みあってのことだと思います。本によれば日本の医者は投薬に頼り過ぎていて、また、治療薬のSSRIという薬を飲み続けているとイライラするようになり暴力的になったり自殺などを引き起こす副作用があることが最近わかってきたらしいです。

    栄養的なことから言えば、うつ病の場合だとセロトニンが不足するのが原因というのは知られていることだけどセロトニンの材料になるトリプトファンを含む食べ物を摂っても、腸内環境が悪いとそれを吸収してセロトニンにすることが出来無いんだそうです。腸は第二の脳とも言われていて密接に関係してるんだそうです。確かにそう言われれば過敏性大腸症候群なんて納得出来ますよね。

    あと神経系、内分泌系、免疫系の連動についてとかについても書かれてます。西洋医学は身体と心は別な物として扱っているけど、そうではないと。笑うとNK細胞が増えて心も身体も免疫力が増すというのはよく知られてますよね。そんなようなことです。一人でいるのが一番良くないというのも、その中に入るでしょうね。

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