歯医者が難病になってわかったこと
FBのローカーボ関係では有名な長尾先生の新刊。
早速買って読みました。とても読みやすい本なのですぐに読めてしまった。
保険診療をやめ、自由診療の予防専門歯科医院として開業するに至った経緯。
潰瘍性大腸炎になり完治することはないと言われ、自分自身でいくつかの食事法を試してみるも、逆に悪化
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)と出会って救われ、食事の大切さを痛感し、先住民食という考えに至るまでのことが書かれていました。
先生がとても影響を受け先住民食を考案するきっかけとなったのがこの本。
私も持っているんだけど分厚くて大きい本で、何年か前に買ったのに未だ積ん読状態になってます(^_^;)
現代文明と接触し食生活が「近代化」しはじめたとたん、先住民族の口腔や顎の構造がどんなに打撃を受け、劣化しはじめるか。―1930年代に世界各地で10数年にわたるフィールドワークをつみ重ね、その事実を明らかにして現代人の食生活に警鐘を鳴らしたウェストン・プライス博士の記念碑的「古典的名著」が、いま、読みやすい形で日本人に提供される。
長尾先生の本に書いてあるけど、不正咬合とか歯並びが悪いのって母体の栄養状態が影響するそうです。
本を読む前から聞いていたけど、何でそうなるのかが本を読んでわかりました。
私も歯並びが悪く不正咬合なんだけど母が貧血体質だったから、その影響だったのかも(ToT)
先住民は伝統的に妊娠する前から特別な栄養食を摂るのだそうです。本能的なもの?先人の知恵?
実は長尾先生はわが町北広島市出身なので、ちょっと親近感もあったりします。
こちらにも長尾先生みたいな歯医者さんがいたら良いと思うけど、自由診療だけでやっていくのは札幌ではまず無理でしょうね。
長尾先生は千葉県で開業してますが、自由診療だけでは、やはり大変なようです。でもSNSをツールに今は全国から患者さんが来るようだし、本の出版、講演会など、まっとうな治療を続けるためにも今後も頑張って欲しいですね。
話は変わってもう1つ
「かざすだけの新型血糖測定器」なるものがアメリカで2万円ぐらいで売られていて人気商品になっているとか。
これ日本で買えるようになったら、欲しいなぁ。
まだまだ食後の血糖値を測ってみたいと思う物があるけど、血糖値測定って結構面倒だし、針などは医療廃棄物になるから病院に持って行って処分してもらわないとならないし。
あ、この間病院に行ったのにチップ買うの忘れた(-_-)