日本の長寿村・短命村
大学教授が自らの脚で日本全国の長寿村短命村を調査して歩いた結果をまとめた本です。
図書館から借りた本で手元に無く、初版の出版年ははっきり覚えていませんが、1972年日本人の平均寿命、男69歳、女74歳だったんですね。だからその頃の本だと思います。
まだ地方には色々な古い風習因習が残っている時代だったようで、それらを読むのも面白かったです。図書館で借りて読むにはおすすめの一冊です。
やはり白米を大量に食べる地域は短命。秋田県はそういう所が多く、白いご飯に塩辛いおかず、蛋白質の摂取量が少なく、40代50代で働かなくなり(働けなくなり?)脳卒中での死亡率が高かったとか。
米どころで長寿の村もあったが、実際に調査に行ってみると米は換金作物でその地域の人は食べていなかった
長寿村では米よりイモ類、カボチャを食べている
魚は身体に良さそうですが、魚ばかりたくさん食べて野菜や大豆製品、海藻をあまり食べない地域は短命。
脂質が足りないと米をたくさん食べるetc
糖質制限に通じる調査結果のように思います。白米って栄養的に偏った食品なんだわ、やっぱり。
但し肉の食べ過ぎは良くないとも…。
ところで最近の私ですが、1日2食にして痩せてきたのでバナナをお昼に食べていることは以前書きました。で、運動後の空腹時にバナナで血糖値がすごく上がった記事を書きましたが、その後、運動後にプロテインを飲んでから食べたパターンと、昼食の最後に食べたパターンで血糖値測定してみたのですが、それだとピークでも120以下で全く問題ありませんでした。
最近はバナナ以外に大浜みやこがスーパーに売っているのでこれを蒸したものを1切れ食べる日もあります。カボチャも栄養が豊富ですからね。美味しいサツマイモが出てくれば蒸かしたイモを少し食べるのも良いかもしれないなと思ってます。
そういえばイモやカボチャ類で血糖値測ったことが無かったな。今度試してみよう。
それから小山内式4原則の本を読んだYANCOさんも朝食抜きにしたんです。これ以上痩せたら困るからやめなさいと言ったんですが、1ヶ月以上経ちますが体重は変わらないのだそうな。本の影響もあるかもしれないけど胃の調子が良くなったような気がすると言っています。
思うに、食べても太らない人って、栄養の消化吸収が上手く出来ていないからで、決して羨ましいことでも良いことでもないんじゃないかなぁ~と思うのでした。
【12/18追記】
夏井先生のHPでこの本のレビューがアップされました。
http://www.wound-treatment.jp/next/dokusyo/178.htm