ワン・プラス・ワン
1968年の映画ですが、昨年、ストーンズのドラマー、チャーリー ・ワッツが亡くなったので、追悼上映されました。
内容はストーンズの曲「Sympathy For The Devil(悪魔を憐れむ歌)」が作られていく過程の映像とゴダール他が演じるエロ・グロ・ナンセンス(古っ💦)又は政治思想的なショートムービーが交互に出て来る、私には理解不能な映画でした。
映画の中で架空の小説の朗読が流れるんだけど、色んな政治家やセレブの名前が出て来る、ゲバラ、ブレジネフ、コスイギン、カストロ等々
ゴダールって共産主義だったのか、なんだか、よーわからん世界でした。
ウィキの記事では5月革命の頃だったようで、そんな時代背景もあったのかな ❓ ❓
それは置いといて
曲を作る過程とメンバーの存在感や力関係が、この映像を見ているとわかりました。
下の動画が、初めの頃で、最初はアコギとエレクトーンでベースのビル・ワイマンが退屈そうにしてる。
この後、試行錯誤を経て、コーラスを入れたり、エレキギターにコンガ、ピアノ、チャーリー・ワッツは民族楽器のような太鼓を叩いてて(ブライアン・ジョーンズは存在感ナシ)段々と完成形に近づいて行くんですね。
で、最後に完成したレコーディングシーンがあるのかと思ったら突然エンドロールになるという… 🙄
これが完成形ですね。アルバム ベガーズ・バンケットに入ってる曲です。
ストーンズの若い頃を見てたら、この年まで全員生きていたことが信じられないですね。(ブライアン・ジョーンズは1969年脱退後死亡)
残念ですが、とうとうって感じです。
ちなみにゴダール氏は91歳でまだ存命のようです。
この後、3月まで映画を見に行く予定はナシです。