ヨーヨー・マと旅するシルクロード
http://yoyomasilkroad.com/
世界的チェロ奏者であるヨーヨー・マ氏が2000年に音の文化遺産を世界に発信するために立ち上げた「シルクロード・アンサンブル」
異文化がクロスするシルクロードにゆかりがあり、様々な歴史的、文化的、政治的背景を背負ったメンバー達とともにヨーヨー・マは自分自身のアイデンティティを確立していく。
ヨーヨー・マ氏については世界的に有名なチェロ奏者であるというぐらいしか知らなかったですが予告編を見て面白そうだったので行ってみました。
最初は色んな民族音楽をミックスして上手く行くわけがないと批判されたりするのですが、そのサウンドというのは躍動感あり、民族の悲しみみたいなものもあり、惹きつけられるものでした。民族楽器って良いですね。
やはり前に見たソング・オブ・ラホールに通じるものがありました。
奏者の中にはシリア人やイラン人がいて、自分の国で演奏が出来ないだけでなく愛する人と一緒にも暮らせない人もいたりします。
違った文化、音楽でも一つになれるのに、何で争いは絶えないのでしょう。
断片的に音楽とメンバーのインタビューが交互に出てくる場面が多いので、もう少し演奏を聴けるシーンがあったら良かったかな。
ということでライブ映像貼っておきます。尺八を演奏している人は外見は日本人ではないようですが梅崎康二郎さんという方でお父さんが日本人だそうです。