ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
http://bobthecat.jp/
昨日はシアターキノにこの映画を見に行って来ました。
ボブという名のストリート・キャットという実話を映画化したものです。
両親の離婚がきっかけだったのか薬物依存に陥り更生を目指すもホームレス、どん底の生活を送るストリート・ミュージシャンの若者が、更正施設が用意してくれたアパートに住み始めるんだけど、そこへ迷い込んできたボブという猫のおかげで、様々な障害を乗り越え薬物を断ち切りどん底から這い上がる物語。
猫嫌いの人もいるけれど、やっぱり猫って人を惹き付ける魅力がありますよね。ただギターを弾いて歌っていても誰も見向きもしないけど、そこに猫がいるだけで通行人の反応が全然違うものね。自分ももし通りがかったら立ち止まってしまうだろうなぁと思いました。
映画の主人公のボブは、本当のボブが演じているのだけど、物怖じしない猫だなと思いました。ウチの猫なんて箱入り息子だから、知らない世界なんて行ったらうずくまって動かないだろうな~。
そしてこのボブがどこにでもいるような茶トラの猫なんだけどとっても表情が可愛い。幸せのハイタッチというのはボブがハイタッチしてくれるんですよね。
これでトバッチリを受けてるのがウチの猫、ハイタッチなんかするわけないし「お前はなんで目つきが悪いんだ!ボブみたいにもっとかわいい顔に生まれれば良かったのに」っていたぶられてます(笑)
猫好きな人には超おすすめ!温かい気持ちになれること間違いなしです。
この映画を見て思い出したランナーがいます。
ずっと前から走っている人なら見かけたことがあるかもしれないんだけど、マラソン大会で肩に三毛猫を乗せて走ってたオジサン、いたの覚えてる人いないかな?
20年ぐらい前はローカル局でいくつかマラソン大会の番組が放送されていたんだけど、おたる運河ロードレースの番組でこのオジサンがピックアップされたんですよ。確か森か八雲の方で奥さんが亡くなってからボンゴ車に猫と一緒に寝泊まりしながら、あちこちの大会を走ってたんです。車の中に奥さんの仏壇があったりしてね。
あのオジサン、私の父より年上だったと思うから、お元気だったらもう80代後半ぐらいだろうなぁ。もう見かけることは無いけれど…
映画を見て、ふとそんなことを思い出したのでした。