パッドマン

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NHKの朝のニュースで映画の紹介を見た方も多いのではないかと思いますが、私もそのニュースで知って見に行きました。

インドでは生理用のナプキンがとても高価で貧しい人は買える物ではないそうなんです。

主人公のラクシュミは妻が不衛生な布を使っていることを知り、薬局で高額なナプキンを買って来るのですが高くてとても使えないから返品するように言われます。

が、薬局では返品させてもらえず、取りあえず持っていたら、自分の働く溶接工場で同僚が負傷。持っていたナプキンを傷口に当て病院へ連れて行くのです。

そこで医師から生理の時に不衛生な物を使って病気になり子供が産めなくなったり、最悪死亡する女性もいるという話を聞きます。

その話がラクシュミをナプキン作りに突き動かしていくのですが…

 

えっ、そこでもうこうなっちゃうの?!みたいなシーンが結構あるんですけど、やっぱりインド映画は面白いです。

そして映画のクライマックス、国連での演説シーンなのですが不自由な英語でのスピーチ、ユーモアを混じえ決して苦労話をしているわけではないのですが、なぜだか感動します。

それとラクシュミのビジネスパートナー的な役、パリーを演じてる女優さん、見たことあるなと思ったらミルカの恋人役だった方なんですね。相変わらずお美しかったです。

 

 

自分が初潮を迎えた頃は、既にナプキンを使うのが当たり前の時代でした。自分の親世代はそういう物が無い時代も経験しているでしょうが、もし無ければとても不自由でしょうね。

それ以前に生理が穢れとされ、期間中は家族と別な部屋で過ごしたりとか、21世紀にそういう風習があること自体が信じられませんが…(インドの場合、都市部と地方での格差が大きいらしいです)

見に行って良かった映画でした。多くの女性が不自由や不衛生から解放されて欲しいものです。

 

そしてインド映画と言えば来月スガイディノスで踊るマハラジャのデジタル・リマスター版が上映されるんですよね。20年前私は見ていないのですが、この映画って日本でインド映画がブレイクするきっかけになった作品じゃなかったでしょうか?

こういう娯楽映画は見たことがありませんが、インド映画が面白いので行ってみようかと思ってます。

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