わたしはマララ
http://www.foxmovies-jp.com/malala/
昨日からキノで上映されてます。
女子から教育の機会を奪ったタリバンと戦って撃たれたマララ。
銃撃を受け血の跡が残ったスクールバスの車内の映像…
銃撃後の手術やリハビリの様子にはこみ上げてくる物を抑えきれませんでした。
よく生きて重度の後遺症も残らずに復帰出来たなと思います。
しかし、このことがあったからこそ、タリバンの権力支配が広く世界に知られるようになったと思います。押さえつけようとしたことがタリバンにとっては逆効果になったということでしょう。
代償は大きかったが声を上げたことを彼女は後悔するどころか前へ突き進んでいるようでした。
映画では、マララのどこにでもいる普通の少女の面も取り上げていますが、やっぱり普通の少女では無いと思いました。原題のHe named me MalalaのHeは彼女の父のことをさしています。
マララという名前の謂れは映画の中で紹介されていますが、この父の元に生まれたからマララという少女がいた。そう感じました。
そしてマララだけでなく両親の故郷に帰りたくても、タリバンがいる限り、もう戻れない、望郷の念と移住先での生活への戸惑いなども取り上げられていました。
同年代の女子高生にぜひみて欲しい映画だと思います。
当たり前に学校に通って教育を受けられる社会がいかに恵まれているかということを感じて欲しいです。
来週行く映画はコレ。イスラエルの映画ですが、どこも高齢化社会の問題を抱えているのでしょうね。でも笑いあり涙ありの映画じゃないかなと思います。以前みた陽だまりハウスでマラソンをみたいな映画かなと想像してます。