山口4日目


レースが終わったので、1日観光してきました。行き先は秋吉台と津和野という予定でした。

当初、秋吉台に行くつもりは無かったのですが、新山口からはバス1本45分ぐらいで行けるようなので始発のバスで行ってきました。秋芳洞は想像以上に規模が大きく幽玄の世界と言った感じ。

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洞内は1キロぐらいあるようで、その中にあるエレベーターで80m昇ると秋吉台へ出られます。

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写真で見るのと違って冬枯れだったので、雄大ではあるけど景色としてはあまりきれいではなかったですね。

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秋吉台から元の秋芳洞のバスターミナルまで戻るバスが週末しか運行されていないので歩いて戻ったら、ものすごい急勾配の車道で、マラソン翌日の脚には若干辛かったです。坂のそばには所々に塩化カルシウムの袋が置いてあり、雪が降ることもあるのでしょう。

写真

バスターミナルに着いたら15分ぐらい前に新山口に戻るバスが発車した後で、1時間半ぐらいは待たなければならなかったので、よくわからないけど、すぐに来る下関行きで途中美祢駅というところに停車するバスがあったので、電車に乗れば何とかなるだろうとそれに乗ってみました。それがちょっと誤算になってしまいましたが…

美祢市というところは宇部興産が石灰石を採掘しているようで、その施設群が住宅地に迫ってあるような景色が迫力があり印象的でした。バスの窓から写真が撮れず残念。北海道では太平洋セメントの峩朗鉱山が北斗市にありますが、すごい山奥だと思います。こんな人家のある所に大規模な鉱山やセメント工場があるのが異様に感じるのは北海道人の感覚でしょうか?

美祢駅に着いたら、電車の本数が1時間に1本も無く登りも下りも1時間半ぐらい待たなければならない、その電車も線路の整備のため、この日はバスの代行運転とか。この時点では宇部方面へ行って新山口に戻ろうと思ったのだけど、逆方向のバスの方が早く来るし、それに乗れば萩方面に行けるので、津和野観光はやめて萩へ計画変更。しかし乗り換え案内で調べたら萩へ行くのに乗り換える長門市駅でまた1時間半の待ち時間があり、東萩駅に着くのは15時過ぎでした。でも帰りは20時半頃に新山口に戻れるバスがあるのを確認出来たので、駆け足になるけど、そのまま計画遂行。

長門市駅で時間があるので食事をしようと思って歩いてみたけど駅周辺は焼き鳥の店が多くて昼間は開いていない店ばかり(焼き鳥が名物みたい)一軒だけランチの幟が立っていた店を発見しました。メニューを見て寒かったから汁物が欲しかったので禁断のラーメンを(^_^;)夜は居酒屋になっているお店のようでしたが、ランチメニューは地産の特徴のあるような料理はありませんでした。

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出てきたラーメンは北海道のとは違うものでしたが、支那そばという感じではなく、麺は北海道のラーメンみたいに少し縮れて太く、スープはあっさり系、もやしと青海苔が入っているラーメンでした。もうちょっと特徴があると面白かったんだけどなあ。この青海苔は名産品らしく空港で売っていたので買って帰りました。

ラーメン食べて店を出て、まだ時間があるので食後のウォーキング。食後30分でウォーキングなど軽い運動をすると高血糖を防ぐ効果があるんだそうな。何か面白い店とか無いかなと思ったんだけど、これといって何も無く国道を海側に一本入った通りを歩いてみたけど水産加工場があるぐらいで、あまり面白くなかったです。今は田舎に行っても、駅近辺は寂れていて郊外型店がどこにでもあり、つまらないですね。地元のスーパーとか見て歩くのが面白いので残念です。

ようやく来た電車はワンマンカー。ガタゴト揺れながら40分ほどで東萩駅へ到着。

長門市→奈古行きワンマン電車

ここからは運賃が100円のまぁーるという循環バスが30分に1本あるので、それを利用して、最初に山の方へある松蔭神社や伊藤博文の家へ行って見ました。
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途中でシーマーケットという道の駅に停車したのですが、ガイドブックによると地元産の海産物が安く食べられる食堂があるようで寄ってみたかったですが時間が中途半端で時間も無いので寄れませんでした。

その後は城下町の方を散策。萩焼のお店が多かったですね。

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景観が守られていますが実際に居住している個人宅が多くて狭い路地を車が結構通るので、あまりふらふら歩いていもいられず怖かったです。

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この時点で5時になり薄暗くなってきて、ちょうど循環バスが来る時間だったのでバスセンターへ。バスセンター付近に温泉旅館が2軒ぐらいあるようなので寒かったから入って帰ろうかと思いましたが、1本早いバスにちょうど乗れそうだったので、それで新山口へ帰りました。乗客はしばらく私だけで途中から乗った人が3人だけでした。観光オフシーズンの月曜だからなのか何とも淋しいです。

晩ご飯は、最初ホテル近くの和ダイニングのお店で湯豆腐を食べようと思ったのですが満席で入れず、結局この間ランチに行ったメキシコ料理のお店で。またもやステーキというお腹ではなかったので牛のたたきとアボカドのポン酢かけと赤ワインで1人祝杯でした(後夜祭では走った後なのでお酒はビールコップ1杯と控えました)他にチリビーンズや寒いのでスープなどいただきました。どれも美味しかったけど客は私1人で、ここでも淋しかったですね(^_^;)

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そういえば獺祭って、この辺の地酒なんですね。居酒屋にその幟が立っているのをよく見かけました。今はふぐの時期らしく居酒屋で地元産の魚など食べてみたかったのですが、1人だとちょっと入りづらかったです。

レースで脱水したのに続いて観光で歩き回って水分をあまり補給しなかったせいか夜中にのどが渇いて目が覚め、冷蔵庫に入っていたお茶を飲んで寝たら、嫌な予感的中、朝起きたら見事に顔が浮腫んでお岩さん状態になり、浮腫んだ状態が翌日まで続きました。脱水恐るべし。

帰りの飛行機は羽田-千歳間の飛行機が欠航になり、どうなることかと思いましたが1時間後の便で夕方無事帰宅出来ました。行きは7時間、帰りは8時間の移動で疲れました~。津和野に行けなかったのが残念だった。

来年もしまた出場するなら防府に泊まった方が良いと思いました。なぜかというと後夜祭に出席前に風呂に入ろうとしたら駅近辺に銭湯が無いので走った後、ソルトアリーナのシャワーを利用するか、駅からタクシーで1200円ぐらいかかるスーパー銭湯に行かなくてはならないからです。その銭湯からうめてらすまでも1000円ぐらいかかりました。たまたま偶然なんだけど行きも帰りも同じ運転手さんに当たり、親切な方だったので良かったですが。

来年5月の洞爺湖マラソンで3時間半切るつもりだから、それが実現出来たら防府は走りませんが、ダメだったら来年も走るつもりなので防府駅前のルートイン、今から予約しておきました。ルートインは大浴場があるし1年前から予約出来るようです。

今回のアルバムです。

2012山口遠征

山口4日目” に対して2件のコメントがあります。

  1. ichan より:

    今回の防府は4泊五日のゆっくり&のんびり遠征だったんですね。ichanも秋芳洞、秋吉台に行きましたが40年以上前になります。鍾乳洞と緑の草原に石灰岩が点在する秋吉台の景色を思い出します。今行ったら多分夢中になってシャッター切っているかな~と懐かしく思いました。

    色々とハプニング満載で良い思い出が出来ましたね。(^^♪

    1. NAOJI より:

      秋吉台から萩に行くバスもあったので、それに乗っていれば、もう少しゆっくり見て回れたんですけどね。

      ichanさんも秋吉台行ったんですね。40年前だと今とはだいぶ様相が変わっているかもしれないですね。

      そういえばマスターズ駅伝も山口県が会場なんですよね。今度、撮影旅行も兼ねてチーム組んで行きますか(笑)

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